チャネルトークの資金調達
2025-01-24 09:52:04

チャネルトーク、さらなる成長を目指し11億円の資金調達を実施

チャネルトーク、さらなる成長を目指す資金調達



株式会社Channel Corporationが運営するAIビジネスメッセンジャー「チャネルトーク」は、最新の資金調達ラウンドで11億円を調達し、累計調達額が51億円に達したことを発表しました。このラウンドでは、既存の投資家であるボンエンジェルスベンチャーパートナーズをリード投資家として、Laguna Investmentや新規投資家であるAltos Venturesが参加しました。

チャネルトークの最新機能と導入状況



「チャネルトーク」は、AIチャットボット、接客チャット、CRMマーケティング、インターネット電話、ビデオ通話など多彩な機能を持つ全自動AIビジネスメッセンジャーです。これにより、EC(電子商取引)やBtoB SaaSなど、幅広い分野で顧客対応の効率化が実現されています。現在、世界中で180,000社以上に導入されており、その実績は着実に増加しています。

特に注目されるのは、2024年にローンチされたAIエージェント「ALF」です。この新しい機能は、正式版がリリースされてからわずか2ヶ月で1,000社に導入され、今後も安定した成長が期待されています。日本国内でも、ALFを活用した24時間の顧客対応が実現しており、配送先変更や注文キャンセルの自動化によって顧客サービスが大きく向上しています。また、地方自治体とも連携しており、2025年1月には熊本市と協力して実証実験を開始する予定です。

補充資金の活用方法



今回調達した資金は、さらなるAIの開発に充てられる計画です。現在、AIが音声で顧客の問い合わせに応答する「ボイスALF」の開発にも取り組んでおり、様々な業種の中小企業から大手企業に至るまで幅広く利用可能なAIビジネスメッセンジャーとしての地位を確立することでしょう。

今後もビジネスの拡大に向けた積極的な採用を進めていく予定であり、詳細は正式なウェブサイトにて発表される予定です。

業界からの評価



ボンエンジェルスベンチャーパートナーズのチ·ヒョナ先任審査役は、チャネルトークについて「AI技術を既存製品に適用することで収益を上げており、韓国をはじめグローバルでの導入が増加しているのは目を見張るものです。また、AIエージェント市場は非常に急速に成長しており、投資の価値がある分野です」とコメントしています。

日本代表のJay氏は、日本が抱える少子高齢化による人手不足の問題に触れ、「チャネルトークはカスタマーサポートの最適化を進め、よくある質問にAIが応じることで人間がより複雑な対応に集中できる環境を整えています。今後の開発により、電話応対がALFによって自動化される未来が現実に近づいています」と明言しました。

顧客対応におけるあらゆる挑戦に応えるために、チャネルトークはさらなる価値提供を目指し、事業を拡大していく意向を示しています。日本が抱える様々な課題に対し、解決策を示したいと考える企業や個人との対話も期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社 Channel Corporation
住所
東京都千代田区麹町2-3-2半蔵門PREX 13F
電話番号

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