引越時の防災意識
2024-08-26 12:51:08

新居探しでの防災意識の高まり - 引越時の重要なポイントとは?

新居探しでの防災意識の高まり



2024年7月、アート引越センター株式会社の「0123引越文化研究所」は、引越を経験した全国20代から60代の男女400名を対象に、引越時の防災意識に関するアンケートを実施しました。これにより、新居探しや引越時における防災に対する意識の傾向が明らかになりました。

防災意識の現状


日本は地震や台風といった自然災害が頻発する国です。そのため、防災への意識が高まる傾向が見られます。アンケートの結果では、53.8%の人々が新居探しの際に防災を考慮していると回答しました。この中では「ハザードマップ」の確認が最も多く、次いで「耐震性」や「築年数・構造」が挙げられました。

具体的には、「ハザードマップの確認」を行った人は55.8%、耐震性を気にした人は52.1%、築年数や構造を考慮した人は46.5%という結果が出ています。このように、多くの人々が新居選びの際に防災を意識していることが数値で示されました。

家具の配置と防災


引越に際しての家具の配置にも、防災を考慮する動きが見られます。調査においては、25.8%の人が「背の高い家具や大きな家具を置くのをやめた」と答えています。また、21.5%が「出口までの通り道に家具を置かないようにした」との回答がありました。これにより、新居での生活がより安全になるよう、配置の見直しが進んでいることがわかります。

さらに、生活スタイルの変更に関しても、「つっぱり式の家具に変えた」や「オール電化にした」という回答があり、地震に備えるための工夫が見受けられました。

引越の動機


引越を考える上で「災害・防災」が一因になっているという結果も興味深いです。39.5%の人が引越を決意する際に何らかの形で防災の観点が影響していると回答しました。その中でも、51.3%が「テレビで大きな被害を見た」との理由を挙げています。これにより、実際の災害報道が人々の防災意識に強く影響を与えていることがわかります。

基本的な防災意識


防災に対する基本的な意識についても、アンケート結果が示されています。全体の70.8%が防災に対して関心があると回答し、そのきっかけの多くは「東日本大震災」や「水害の報道」によるものでした。

具体的な防災対策としては、「防災用品を持っている」が37.5%で最多、続いて「避難場所をチェックしている」が36.3%と続きます。また、多くの人が防災用品の見直しを定期的に行っていることも特徴的です。

防災意識を高める必要性


一方で、防災用品を準備していない理由としては「何を準備してよいかわからない」が38.5%を占めています。このことから、必要な防災用品やその準備方法に関する情報提供が重要であることが示唆されます。

地震や台風が頻発する日本において、防災意識を高めることは非常に重要です。引越を機に新たな住居での安全を意識するだけでなく、日常的な防災対策も充実させていく必要があります。私たち一人ひとりが備えを進め、万が一の事態に備えていきたいものです。


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会社情報

会社名
アート引越センター株式会社
住所
大阪府大阪市中央区城見1-2-27 クリスタルタワー16F
電話番号
06-6946-0123

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