ENEOS Xploraが新契約
2025-04-01 13:33:15

ENEOS Xplora、ベトナム沖での新たな生産契約を締結

ENEOS Xplora、ベトナム沖での新契約締結



ENEOS Xploraは、ベトナム沖15-2鉱区において新たな生産分与契約(PSC)を締結したことを発表しました。この契約は、同社が100%出資する日本ベトナム石油株式会社(JVPC)がベトナム国営石油会社であるPetroVietnamと共に進めているもので、2025年に迎える鉱区期限の更新に大きく寄与するものです。

今契約の調印式には、Bui Thanh Son副首相をはじめとする多くの関係者が出席し、正式に契約が締結されたことが報告されました。これにより、日本ベトナム石油は引き続きオペレーターとして、ランドンおよびフンドン油田に対する生産操業を続けていきます。特に、今回の契約締結は2023年7月施行のベトナムの新しい石油法に基づく初の事例であり、今後の運営が期待されます。

日本ベトナム石油の歴史



日本ベトナム石油は1992年に15-2鉱区の権益を取得し、以来オペレーターとして活動をしてきました。初めて原油を発見したのは1998年であり、以降2008年にはフンドン油田でも生産を開始しています。その間、同社は累計で2億5千万バレルを超える原油を生産し続け、21年連続で無事故操業を達成しています。これは、安全で安定した操業を続けるための努力の賜物です。

環境への配慮と技術革新



日本ベトナム石油は、環境への配慮から原油随伴ガスの回収・有効利用に関しても先駆的な取り組みを行っています。世界初のクリーン開発メカニズム(CDM)事業の実施をはじめ、ベトナムのHCG-EOR技術導入やCO₂-EOR技術のパイロットテストなど、様々な先進的プロジェクトを展開しています。これにより、ベトナム国内で高い信頼を得ており、責任あるオペレーターとしての地位を確立しています。

今後の展望と目標



ENEOS Xploraは、ベトナムを重要な事業国と位置づけ、長い間にわたる関係強化と発展を目指しています。新たに締結された契約を通じて、国内での直接投資を促進し、鉱区の価値を最大化するための施策を推進していく方針です。専門的な知識と豊富な経験を活かし、さらなる原油生産の拡大に努めていくことで、長期的なビジョンを実現し続ける意向を示しています。

これからの日本ベトナム石油の活動に注目が集まっています。新契約により、さらなる挑戦と機会がもたらされることでしょう。


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会社情報

会社名
ENEOS Xplora株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-1₋2ENEOSビル
電話番号

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