災害時にも安心!ウォーターポイントの新しい浄水システムとは?
近年、災害が頻発する日本において、水の供給が重要な課題となっています。そんな中、ウォーターポイント株式会社が新たに特許を取得した浄水システムが注目を集めています。このシステムは、平常時と災害時の両方に対応できる設計が特徴です。
1. ウォーターポイントの浄水システムの概要
ウォーターポイント株式会社は、広島県広島市に本社を置く企業で、水自動販売機や宅配水事業を展開しています。今回、2026年9月1日の防災の日に、東京都八王子市で運営される防災型宅配水工場「ウォーターポイント八王子」に新しい浄水システムが導入されることが発表されました。このシステムの特許(特許第7873838号)は、平時と災害時に応じた運用の切り替えが可能である点が特長です。
2. 平常時の水質管理
平常時は、逆浸透膜(RO膜)を2段階で運用し、高品質な宅配水を生産します。具体的には、地下水を原水にし、RO膜で不純物を徹底的に除去。その結果、PFASを含む45項目の水質基準をクリアした「ウォーターポイント・ミネラルピュアウォーター」が提供されます。さらに、この水には世界自然遺産・知床羅臼沖のミネラルがブレンドされており、飲みやすさも兼ね備えています。
また、八王子工場では地域密着型の展開が行われており、効率的な配送料で顧客に低コストで高品質な水を届けています。
3. 災害時の供給体制
災害時には、井戸水という代替水源と太陽光発電・蓄電設備を用いて、逆浸透膜を1段階で運用します。このシンプルな処理工程に切り替えることで、限られた電力のもとでも飲用水と生活用水を供給できる体制を確立しています。ウォーターポイント八王子では、1日最大20トンの水を地域住民に提供でき、約2,000人分の水を支えることが期待されています。
4. 継続的な供給の重要性
災害時に水を供給するには、設備が平常時から活用されることが重要です。ウォーターポイントは、平時の生産・販売を通じて収益を確保し、その中で設備の維持管理が行われるため、災害時にも安全に給水を続けることができます。特に、地域との連携が強化されており、八王子市とは「災害時における生活用水の提供に関する協定」を締結しています。
5. 今後の展開
ウォーターポイント株式会社は、この特許を活用して、全国に分散型水インフラを展開する計画です。今後は自治体や商業施設、学校などと連携し、自立した水供給体制を目指しています。これにより、平常時から災害時の備えまで、地域に密着した持続可能な水の供給が実現されます。
まとめ
ウォーターポイントの新しい浄水システムは、平時と災害時の両方に対応し、高品質な水を地域に提供する革新的な取り組みです。これにより、安全で安心な水の供給が実現されることでしょう。日本全体の水インフラの新しいモデルとして、今後の展開に期待が寄せられます。