ASUS新マザーボード発表
ASUS JAPAN株式会社が、最先端のIntel Z890チップセットを搭載した新しいワークステーション用マザーボード「PRO WS Z890-ACE SE」を公開しました。この製品は、2025年6月6日からの販売を予定しています。
力強さと接続性の両立
このマザーボードは、AIコンピューティングの未来を見据えた設計がなされており、要求の厳しいAIアプリケーションに対応するためのパフォーマンスを持っています。特に、16+1+2+2のチーム化パワーステージに加えて、ProCool II電源コネクタや高品質な合金チョークコイルを採用しているため、非常に堅牢なパフォーマンスを発揮します。
さらに、将来的な接続性にもしっかり対応。Thunderbolt™ 4および10GbE、2.5GbEイーサネットを搭載し、次世代のグラフィックスカードにも対応するPCIe®5.0のスロットを2基、さらにPCIe 4.0のM.2スロットが3基用意されています。また、USBポートは合計で15つあり、データ転送もスムーズに行えます。
DIYに優しい設計
「PRO WS Z890-ACE SE」は、DIYフレンドリーな設計も考慮されています。SafeSlot搭載のPCIeスロットやQ-Release Slim、M.2 Q-Latch、BIOS FlashBack™およびQ-Connectorといった独自機能が実装されており、ユーザーが構成を自由に組み合わせた際も安心して接続できる設計とされています。
リモート管理機能の充実
また、この製品はサーバーグレードのIPMIリモート管理機能も備えており、オンボードBMCを通じた専用LANポートにより、ハードウェア及びソフトウェアレベルでの管理が可能となっています。これにより、高度なセキュリティ管理を実現しています。さらに、ASUS Control Center Expressを利用すれば、リアルタイムでのIT監視や管理ができ、データ保護も強化されています。
詳細な仕様
- - 製品名: PRO WS Z890-ACE SE
- - CPU: Intel® Core™ Ultraプロセッサー(シリーズ 2)
- - メモリ: DDR5 DIMMスロット×4(最大256GB、9066+MT/sのオーバークロック対応)
- - 拡張スロット: PCIe 5.0とPCIe 4.0を各種用途に応じて配置
- - ストレージポート: M.2 x4、SATA 6Gbps x8と多彩な接続方式
- - オーディオ: Realtek 7.1 Surround Sound High Definition Audio
- - サイズ: 30.5 cm x 24.4 cmのATXフォームファクター
この「PRO WS Z890-ACE SE」は、特にAI関連の業務に従事しているユーザーにとって最適な選択肢となるでしょう。ASUSは、今後も新しい技術やソリューションを提供し続けてくれることが期待されます。