日本テラデータがAI活用を支援する新たなコンサルティング部門を設立
2023年7月24日、東京都港区に本社を置く日本テラデータ株式会社(以下、Teradata)は、企業がAI活用を全社的に推進するためのコンサルティング部門「AIインテグレーション&デリバリーチーム」(Teradata AIID)を新たに設立したと発表しました。この新しい部門は、企業のAIドリブン経営を支援し、データの活用を促進することを目的としています。
AI導入の必要性と現状
AI技術の急速な進化により、企業の競争力は、AI技術をどれだけ迅速かつ効果的にビジネスに組み込むかに依存するようになっています。しかし、多くの企業が直面している課題の一つは、データプラットフォームのハイブリッド化やマルチクラウド化によるデータのサイロ化です。このため、企業は散在するデータを統合し、AIと効果的に連携させることが難しくなっているのです。
先行企業はAIを駆使して業務を最適化しているものの、自社の価値あるデータを効果的に活用することができず、依然としてAIドリブンな意思決定が出来ない状況にあります。Teradata AIIDは、こうした企業のデータを統合し、AIツールを適用して、データの価値を最大限に引き出すことを目指しています。
Teradata AIIDの専門家集団
Teradata AIIDには、各業界のトレンドや課題を熟知したコンサルタントや、AIおよびデータ活用に精通したITアーキテクト、データエンジニア、データサイエンティスト、プロジェクトマネージャーが集結しています。これにより、クライアントのニーズに基づいたAIソリューションの実装および運用の全プロセスに対応できる強力なチームが形成されています。
提供されるサービスの特長
業種別データモデルの活用
Teradata AIIDは、過去のプロジェクトから得た知見を活かし、業種ごとに特化したデータモデル(iDM)や、ビジネス志向のデータアーキテクチャを設計するためのロードマップ(BDAR)を提供します。これにより、顧客企業は短期間でデータ戦略とAI戦略を確立できます。
AIプリセットモデルによる効率化
AIプリセットモデルは、特定の業種に最適化されたAIシステムのテンプレートであり、企業はこれを活用することで、迅速かつ効率的にAIソリューションを導入することが可能です。たとえば、AIコールセンターやCXプラットフォーム、暗黙知AI等、多岐にわたるプリセットモデルが用意されています。これにより、企業は実行までの時間を短縮し、コストを抑えつつ高性能なAI運用を実現できます。
今後の展望
Teradata AIIDは、企業が直面する多種多様な課題に対応するため、サービスを継続的に拡充していく考えです。日本企業の業界や業務に即したAIソリューションを提供し、AIドリブン経営の実現に向け邁進します。また、今後も新たなAI技術やサービスを導入し、市場に対応した最先端の支援を行っていく予定です。
コンタクト情報
本サービスの詳細については、担当営業またはTeradataのウェブサイトをご覧ください。日本テラデータのさらに詳しい情報は
こちらをご覧ください。特に企業のデータ活用やAI活用にお困りの方は、ぜひともTeradata AIIDにお問い合わせください。
Teradataは、データとAIの力を最大限に引き出し、ビジネスの成長をサポートすることを目指しています。AIによる新たなビジネス機会を逃さないために、今こそAIドリブン経営へのシフトを図りましょう。