ECOMMITが環境省モデル事業に参加、循環型社会を目指す取り組みを強化

株式会社ECOMMITが環境省によるモデル実証事業に参加し、循環型社会の実現に向けた取り組みを強化しています。同社は、不要品の回収・選別・再流通を行う循環商社であり、全国に循環センターを有することで、身近な生活環境における資源循環のインフラを構築しています。

最近、丁寧に実施されている環境省のモデル実証事業では、使用済衣類回収のシステム構築やリユース促進に向けた画期的なアイデアが求められ、ECOMMITは2つのプロジェクトにおいてそのメンバーとして選出されました。

使用済衣類回収のシステム構築


今回採択された1つ目の事業は、「循環型ファッションモデル実証事業」として、株式会社ビームスとの協業が進行します。この事業では、ビームスの31店舗にECOMMITの回収ボックスを設置し、不要な衣類やファッション雑貨を回収します。回収されたアイテムは、ECOMMITによって分類され、再流通・リサイクルされます。特に、店舗スタッフやBEAMSCLUB会員には、自社独自のオンライン再販プラットフォームを通じた買取サービスが提供され、より効率的にリユースが進められることが期待されています。

使用済製品のリユース促進


2つ目の取り組みは、サンローズ株式会社の「カーテンの注文プロセスを活用した自宅からのリユース推進事業」です。このプロジェクトでは、オーダーカーテンの注文時に家を訪問し、必要な採寸や納品の際に、自宅から不要な品物を回収する仕組みを構築しています。顧客は、より身近な存在である訪問者を通じて、簡単に不要品を手放しやすくなるため、リユースの促進が見込まれます。回収された品物は、一時的に集約・保管された後、ECOMMITによって処理されます。

これらの取り組みを通じて、ECOMMITは、循環型社会における新たな生活様式を提案し、「捨てない社会をかなえる」ことを目指しています。新たな発想や仕組みの導入を行うことで、循環型経済のさらなる普及を促進することがECOMMITの根底にある理念です。そして、業界を問わず、共に取り組むことで、サステナビリティの達成を果たすための一歩を踏み出していきます。

ECOMMITのビジョン


ECOMMITは、08年に設立され以来、「捨てない社会をかなえる」という目標に邁進しています。

同社は、トレーサビリティシステムを独自に開発し、データ化されたフローにより、リユースやリサイクルの率を算出しつつ、CO2削減量のレポーティングを行っています。これにより、企業や自治体に対して、サステナビリティに資する視点から広範なサービスを提供できます。

このように、ECOMMITは新しい社会の仕組みとして、廃棄物の削減を目指し、地域社会と連携しながら、循環型経済を推進し続けるのです。

会社情報

会社名
株式会社ECOMMIT
住所
鹿児島県薩摩川内市水引町2803
電話番号
0996-29-5188

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