近年、環境問題に対する関心が高まっています。特にPFAS(パーフルオロアルキル物質)は、その特異な特性ゆえに、さまざまな製品に使用されていますが、その存在が環境および健康に及ぼす影響が懸念されています。こうした背景から、PFASに関する対策や製品開発への需要が急速に高まっています。
2025年6月23日には、PFAS対策技術コンソーシアムが主催するオンラインセミナー「PFAS対策製品開発への挑戦:国内研究事例やアプローチ手法のご提案」が開催されます。このセミナーでは、PFAS対策製品の開発を希望する方々に向け、最新の研究情報や実際の取り組み事例を共有します。
セミナーの概要
日時:2025年6月23日(月)13:00-16:40
開催形式:オンライン(ZOOMウェビナー)
参加費:無料
定員:300名(予定)
このセミナーでは、PFAS対策技術コンソーシアムの代表である山下信義先生が活動内容を紹介します。その後、名古屋工業大学の柴田哲男教授による講演や、山形大学の増原陽人教授が機能性高分子膜の創製についてお話しします。また、東北大学の藪浩教授は、PTFE粒子分散を中心としたPFAS代替材料の開発について述べ、さらに大阪大学の藤内謙光教授が超分子的アプローチによる多孔質有機塩材料の構築について解説します。
これらの講演を通じて、参加者はPFAS対策に関する最新の示唆や具体的なアプローチを知ることができ、製品開発に役立てることが期待されます。特に、食品包装や電子機器、半導体など、PFASが使用される分野に関心がある方には、非常に有意義な内容となっています。
お申し込みについて
参加を希望される方は、以下のリンクから無料でチケットを申し込むことができます。入場者数に制限があるため、お早めの申し込みをお勧めいたします。
セミナー申し込みリンク
こんな方におすすめ
- - PFAS対策製品に関心をお持ちの方
- - PFASに関連する製品を開発したい方
- - PFASが使用される業界の動向に興味を持たれている方
主催はPFAS対策技術コンソーシアム事務局(株式会社キャンパスクリエイト)で、協賛には栗田工業株式会社が名を連ねています。ぜひ、PFAS問題への理解を深め、今後の製品開発に活かしていただければと思います。