株式会社ゆきむら壱番亭が取り組む消防点検のDX化
茨城県土浦市に本社を置く株式会社ゆきむら壱番亭は、らーめん店を全国に展開する大手チェーンですが、その業務効率化の一環として、消防点検に関するデジタル化を推進しています。今回は、業務の効率化を目指した「スマテンBASE」の導入に関するインタビューをお届けします。
スマテンBASE導入の背景
2023年7月、株式会社雪村と株式会社壱番亭本部が合併して誕生したゆきむら壱番亭。合併後の業務整理を進める中、消防設備点検についての課題が浮かび上がりました。これまでの管理体制では、実質一人の総務課員が全てを管理しており、業務が多忙を極めていました。
杉山さんが語ったように、「報告書の管理や日程調整など、時間がかかる業務がたくさんあり、これを効率化できるアプリを探していました。」そんな中で出会ったのがスマテンBASEでした。書類のデジタル管理により、業務の大幅な効率化が期待されています。
スマテンBASE導入のメリット
杉山さんは、スマテンBASEを導入した最大の利点について「消防点検の結果報告書の提出業務が不要になったこと」と答えました。このように、無駄な業務が省略され、他の業務に専念できる環境が整いました。さらに、書類管理の観点でも大きな変化があったと言います。「紙ベースの書類では紛失のリスクがありましたが、アプリでの管理によってその心配がなくなりました。」
価格面でも、スマテンによる検査業務が安定した適正価格で提供されるため、業者の料金にばらつきがなくなり、安心感も増しています。スマテンの対応が迅速で、疑問を持った際のレスポンスの速さには驚きがあったようで、担当からのサポートが心強いと感じているようです。
今後の展望
消防点検の効率化だけでなく、ゆきむら壱番亭は海外とのビジネス展開にも目を向けています。杉山さんの知人が海外で「コンセントに貼る消火パッチ」を取り扱っていることが話題に上り、これが広まるチャンスかもしれません。スマテンは独自の取り組みを進めており、未来へ向けたさらなるチャレンジが期待されています。
スマテンBASEの概要
スマテンBASEは、点検業務の効率化を図るためのデジタルツールです。パソコンを使用して、いつでも報告書や点検スケジュールを確認できる優れたシステムです。全国の法令点検に対応可能で、専用のコンシェルジュがサポートする体制も整っています。導入コストもかからないため、多くの企業に支持されています。これにより、消防点検業務がこれまで以上にスムーズに運営できることが期待されています。
株式会社ゆきむら壱番亭が進める消防点検業務のDX化は、業務の効率化だけでなく、将来的なビジネスの広がりをもたらす可能性を秘めています。今後の展開が楽しみです。