アジアプラスチック資源循環フォーラム2023
2023年5月23日、東京国際フォーラムで「NEW Asia Replas 2023第1回プラスチック資源循環フォーラム」が開催されることが発表されました。このフォーラムは、一般社団法人アジアプラスチック資源循環促進協会が主催し、プラスチック資源循環の重要性を改めて認識する機会となります。
プラ新法が目指すもの
今回のフォーラムのテーマは「プラ新法の目指すところ」。プラスチックに関連する法律の策定が進む中で、この新法がどのように私たちの生活に影響を与えるのか、さまざまな視点から議論される予定です。法律だけでなく、多くのステークホルダーが参加し、意見交換をすることで、資源循環の更なる推進を目指します。
フォーラムのプログラム
基調講演
フォーラムでは、様々な専門家からの講演が行われます。まずは、神戸大学の名誉教授である石川雅紀氏による「プラスチック新法で何が変わる?」というテーマの講演があり、法律の変化が実際にどのように現れるのかが解説されます。
次に、日本プラスチック工業連盟の専務理事、加藤英仁氏が「プラ工連のプラスチック資源循環の取り組み」について話し、業界内での具体的な事例が紹介される予定です。
国立研究開発法人産業技術総合研究所の首席研究員、大木達也氏は「資源循環における選別技術高度化の基礎」についての講演を行い、技術面での革新について考察します。
旭化成株式会社の井出陽一郎氏は「プラスチック資源循環デジタルプラットフォームの開発」について発表し、デジタル化の進展が循環にどう寄与するのかを示します。さらに、株式会社プラコーの代表取締役、古野孝志氏が「プラスチックリサイクル装置の最新動向」について説明し、実践的な技術の発展を見ることができます。
交流の場
フォーラムの後半は、参加者同士が自由に意見を交換できる立食形式の交流会が用意されています。参加者は、ここで新たなネットワークを構築し、情報を交換する機会を得られます。このように、フォーラムは単なる講演の場にとどまらず、参加者同士のつながりを促す場でもあります。
参加について
このフォーラムの参加費は15,000円(交流会費含む)となっており、特に自治体や公共団体、業界団体などは1名まで無料で参加可能です。定員は500名と限られていますので、早めの申し込みを推奨します。
フォーラムへの申し込みは公式サイト(
https://aprp-forum.com)から行えます。
まとめ
アジアプラスチック資源循環フォーラムは、これからの持続可能な社会を作るための重要なステップとなります。この機会にぜひ参加し、知識を深め、ネットワーキングを広げましょう。