運転手育成制度開始
2019-08-30 09:00:17
新見市の足立石灰工業が大型トラック運転手育成制度を始動
足立石灰工業、大型運転免許取得を目指す新たな支援制度を導入
岡山県新見市に本拠を置く足立石灰工業株式会社は、物流の重要性を鑑み、2023年8月29日から大型トラックの運転手を育成するための制度を開始しました。これにより、特に深刻化している人手不足を解消し、地域経済に貢献しようとしています。
新見市と大型トラック運転手の現状
新見市は長い間、石灰石の採掘が行われ、その物流機能は地域にとって不可欠な役割を果たしています。しかし、現在、全国的な採用難の影響を受け、新見エリアでも特に大型トラックドライバーの人手不足が問題となっています。このような背景から、足立石灰工業は新たな育成制度を設立しました。
制度の詳細と利点
この新しい制度は、約1年間の期間限定で行われ、資格取得を目指す未経験者を対象としています。具体的には、足立石灰工業の鉱山敷地内でトラックの運転業務に従事しながら運転技術を高めていくことが目的です。
1. 雇用期間: 約1年間の雇用、または大型免許の取得まで支援。
2. 業務内容: 自社敷地内でのトラック運転業務。
3. 免許の要件: 初めは普通自動車免許(取得3年以上)が必要ですが、運転業務は免許がなくても可能です。
4. 資格取得費用: 会社が全額負担。
この制度では、さまざまな背景を持つ求職者が対象であり、未経験者でも条件を満たす限り応募できます。特に若年層や女性にとって、新たなチャンスを提供することが期待されています。
女性ドライバーの活躍
現代のトラックはパワーステアリング等の装備が整っており、運転に求められる体力も軽減されています。足立石灰工業でも実際に女性ドライバーが活躍しており、性別に関係なく多くの人が従事できる職場環境が整っています。
地域経済への貢献
足立石灰工業は新見地域で戦前から事業を展開し、地域との絆が深い企業です。新たな採用制度を通じて、地域の雇用状況の改善や石灰産業の振興に寄与できることを目指しています。地域社会とのつながりを大事にしながら、持続可能な事業運営を実現していく姿勢は、業界全体にも良い影響を与えることとなるでしょう。
まとめ
足立石灰工業の新しい運転手育成制度は、現在の人手不足を解消するだけでなく、新しい雇用のチャンスを生み出すことが期待されます。関心のある方は、公式採用ページで詳細を確認し、是非応募を検討してみてください。
会社情報
- 会社名
-
足立石灰工業株式会社
- 住所
- 岡山県新見市足立3893番地
- 電話番号
-
0867-95-7111