新たに始まる産業カウンセラー養成講座
2025年1月、群馬県伊勢崎市にて一般社団法人日本産業カウンセラー協会による「産業カウンセラー養成講座」が新たに開講されます。この講座では、カウンセリングの基礎技術である「傾聴」の態度や技法、さらには支援に必要な知識を学ぶことができます。60年以上の教育実績を持つ独自のプログラムは、単なる理論を超えて、「現場で活かす」力を養うことを目的としています。
講座の主な特徴
この講座には数々の魅力的な特徴があります。まず第一に、すべての人に必要不可欠な「傾聴力」を習得します。104時間にわたる面接の体験学習を通じて、カウンセラー役、相談者役、観察者としての経験を積むことで、相手の感情や思いを理解し、行動をサポートするための実践的なスキルを身につけることができます。
次に、実用的な「心理学・メンタルヘルスに関する専門知識」を習得します。47時間に及ぶe-Learningを利用して、メンタルヘルス、産業組織心理学、労働関連法といったテーマを学び、組織や個人の支援に役立つ知識を取得できます。
さらに、コミュニケーション力を向上させる「ファシリテーション力」の習得も重要な要素です。面接体験学習では、グループワークや事例検討を通じて仲間と意見交換し、ファシリテーションスキルを磨くことができます。
e-Learningによる学習スタイル
産業カウンセラー養成講座は、革新的なe-Learning方式を取り入れています。理論の理解は自宅や移動途中に学べるため、学習の時間を柔軟に持つことが可能となります。もちろん、面接の体験学習は従来通り実習形式で行われ、実践的な学びが継続されます。
講座の詳細や受講申込は、公式Webサイトにてご確認いただけます。参加後には、受講料から5,500円の割引が受けられる無料説明会も用意されています。
産業カウンセラーの役割
産業カウンセラーは、働く人々が直面する様々な悩みや問題を解決するための専門家です。具体的には、個別カウンセリングやメンタルヘルスに関する研修の実施、社内での心の健康づくりの企画など、幅広い支援活動を行っています。
ストレスが増える現代社会で、企業内での心の健康度を高めるため、個別のカウンセリングを実施し、メンタルヘルスに関する知識を広めています。また、人生の重要な選択や節目において適切な情報提供や助言を行い、個々人が自らの能力を引き出し、選択肢を広げる手助けをしています。
さらに、職場環境をより良くするために、コミュニケーションや人間関係を改善する専門家としての役割も担っています。相手の話をしっかり聞く大切さを訴え、生産性の向上と働く人々の成長を実現することを目指しています。
これからの社会で求められる産業カウンセラーとしてのスキルを身につける絶好の機会です。興味がある方はぜひ、参加を検討してみてはいかがでしょうか。