スマートフォンアプリ向けアドネットワーク「AppVador」発表
アップベイダー株式会社が2014年1月20日にサービスを開始した「AppVador」は、スマートフォン向けに特化したビデオ広告アドネットワークです。このサービスは、急速に普及するスマートフォンを持つユーザーと、広告主が求めるブランド認知の促進を実現するために設計されています。
「AppVador」の狙い
「AppVador」は、スマートフォンを使う様々なシーンで広告主と生活者を繋ぐことを目指しています。通勤時の電車内や、ショッピングの合間、自宅でゆったりしているときなど、多種多様なコンタクトポイントを活用し、ビデオ広告を通じて円滑なコミュニケーションを図ります。
広告主が「AppVador」に広告を出稿すると、提携媒体社のアプリ内の広告枠にビデオ広告が配信されます。さらに、配信先のアプリを指定することも可能で、ターゲットを明確にした広告展開が実現します。
固定設置された広告枠
「AppVador」の特徴の一つは、すべての広告枠がスマートフォンアプリ内に固定設置されている点です。これにより、ウェブページのようにスクロールすることで広告が隠れてしまう心配がなく、ビデオ広告が途切れることなく表示されます。
ビデオ広告のフォーマットは三種類あり、モバイルバナーサイズ(320x50ピクセル)、アイコンサイズ(60x60ピクセル)、フルHDサイズ(1280x720ピクセル)が用意されています。特にフルHDサイズの場合は、自動再生される上、音声付きで再生されるため、視覚的にもインパクトがあります。
今後の展望
アップベイダー株式会社は、「スマートフォンアプリ広告の新しいカタチを発明し、明日のスタンダードとなりうる広告ビジネスを構築する」というミッションを掲げています。今後は、広告代理店とのパートナーシップを拡大し、媒体社との協業体制を強化していく方針です。
この新しいアドネットワークは、従来の広告手法とは異なるアプローチを取るため、広告主にとっても新たな選択肢となることでしょう。「AppVador」がどのように業界に影響を与えるのか、今後が非常に楽しみです。
会社情報
アップベイダー株式会社は2013年に設立され、東京都港区に本社を置いています。代表取締役は佐野宏英氏で、企業の詳細やサービスについては公式サイトで確認できます。興味のある方は、ぜひ以下のURLをご覧ください:
このように、AppVadorは次世代の広告体験を提供することを目指しています。スマートフォンが日常的に使用される今、このようなサービスが普及することは必然と言えるでしょう。