ALSIの新機能発表:BIZUTTO経費の外部連携API
アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は、2025年1月29日にクラウド型経費精算サービス「BIZUTTO経費」に関する新機能、外部連携APIオプションの提供を開始することを発表しました。この新機能により、経経理業務の負担が軽減されることが期待されています。
BIZUTTO経費外部連携APIの概要
この新しい外部連携APIオプションは、BIZUTTO経費と他の業務システム間でデータの出力や取り込みを自動的に行うことができる機能です。具体的には、BIZUTTO経費から会計システムへの仕訳や証憑データの自動出力、さらに会計システムや人事システムからの各種マスタデータの取り込みの自動化が可能になります。この結果、経理業務における効率化が図られ、これまで手動で行っていた作業が軽減されることとなります。
背景と目的
昨今、働き方改革や電子帳簿保存法、インボイス制度といった法制度への対応が求められている中、経理業務はますます複雑化しています。これにより、経費精算業務における担当者の作業負荷が増大していることが課題となっています。ALSIは、この課題を解決するために新しい外部連携APIオプションを開発し提供するに至りました。
自動連携のメリット
新たに導入されるAPI連携機能には、以下のようなメリットがあります:
- - データの自動連携:BIZUTTO経費で申請・承認された申請の仕訳データを会計システムに自動的に連携させることができ、手動での入力が不要になります。
- - 迅速な証憑確認:証憑データを会計システムに連携することで、伝票に関連する領収書や請求書を即座に確認できるため、業務がスムーズに進行します。
- - マスタデータの自動更新:会計システムや人事システムに登録されたマスタデータをBIZUTTO経費に自動的に取り込み、メンテナンス作業の負担が軽減されます。
今後の展望
BIZUTTO経費では、今後もこのAPI連携の機能を拡張し、お客様の経理業務の効率化にさらに貢献していく予定です。外部連携オプションの対象マスタデータの追加や、会計ソフトとのよりスムーズな連携を実現するための専用APIコネクタの提供を計画しています。
BIZUTTO経費の特徴
BIZUTTO経費は、直感的に操作できるデザインと、入力補助機能や誤入力を防ぐチェック機能を備えた使いやすいクラウド型経費精算サービスです。さらに、2年目以降は半額、グループ企業との一括契約による費用負担の軽減も特徴の一つです。これらの取り組みを通じて、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援します。
ALSIについて
アルプス システム インテグレーション株式会社は、1990年に設立され、電子部品や車載情報システムを展開するアルプスアルパイン株式会社のグループ会社です。今後もIT環境の変化に適応し、企業の競争力強化に貢献する様々なデジタルソリューションを展開していきます。
詳細については、
BIZUTTO経費の公式サイトをご覧ください。