約6割が防災対策実施中
2026-08-24 14:27:00

防災対策の実施状況調査:約6割の人が何らかの備えを実施中

防災対策の実施状況と課題



株式会社ロイヤリティマーケティングが2026年7月30日から31日にかけて行った「防災対策に関する調査」の結果が発表されました。この調査では、20~60代の1,000名を対象に、様々な防災対策についての実施状況が明らかにされました。

約6割が防災対策を実施


調査によると、約6割の回答者が何らかの防災対策を実施していることが分かりました。最も多かったのが「避難場所や避難経路の事前確認」で、31.3%がこの対策を取っていると回答。また、「ハザードマップでリスクを把握する」という回答も25.6%、非常用持ち出し袋の用意が24.9%と続きます。これらの数値は前年とほぼ同様の水準を保っていますが、「特に何もしていない」との回答は38.3%と、わずかに減少傾向が見られました。

防災対策を始めたきっかけ

防災対策を実施したきっかけとしては、最も多かったのが「災害のニュースを見て」というもので、45.7%に達しました。この結果は、自身が災害を経験したり、他のメディアから情報を得たりすることよりも、外部からの情報の影響が大きいことを示しています。

非常用持ち出し袋について


非常用持ち出し袋を準備している人は約4割でした。中でも、18.1%の人がその中身を定期的に見直していると答えています。この数字は低く、実際に対策を実施した後の点検が不十分なことが示唆されます。準備しようと思っているがまだできていない人は20.7%、特に準備していない人は40.7%にのぼり、約6割が現時点での準備が未整備であることが分かりました。

備えているもの


準備している非常用持ち出し袋の中身としては、「飲料水」「懐中電灯・電池」「非常食」がそれぞれ約71%以上で、最も多く準備されています。また、実際に「準備してよかった」と感じているものもこれらが上位を占めており、基本的な物がしっかりと準備されていることが伺えます。

防災グッズ選びの重視点


調査では、防災グッズ選びの重要なポイントとして「長期保存・使用できること」が68.3%と、最も重視されていることも明らかになりました。続いて「価格」や「品質」の重要性も高く、選ぶ際に重視する項目として意識されていることが分かりました。

ローリングストック法の認知度


さらに、ローリングストック法の認知率は54.1%で、実践している人は約4人に1人(23.8%)とのこと。認知と実践の状況は前年調査とほぼ同じで、今後の更なる広がりに期待がかかります。

専門家の見解


この調査結果について、経済アナリストの馬渕磨理子氏は、「災害への備えの意識は高まっている一方で、実際に行動に移されていないケースが多い」と指摘し、このパラドックスを克服するためには、日常生活に防災対策を組み込む工夫が求められると述べています。消費経済アナリストの渡辺広明氏も、災害時には実際の行動が重要であり、さらなる周知徹底の必要性を強調しました。

結論


こうした調査結果は、日本における防災対策の重要性を再認識させるものであり、今後も行政や企業の取り組みを通じて、国民に対する防災対策の浸透が進むことが期待されます。


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東京都渋谷区恵比寿1-18-14 恵比寿ファーストスクエア 7階
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