新色浮世絵の魅力
2024-09-09 15:26:21

匠の技が光る!新色浮世絵「狼桜美人図 ホロ」の魅力とは

匠の技が光る!新色浮世絵「狼桜美人図 ホロ」の魅力とは



2024年9月16日、カドカワストアで新色「浮世絵木版画 狼桜美人図 ホロ 新緑Ver.」の受注販売がスタートします。この作品は、人気アニメ「狼と香辛料」に登場する魅力的なキャラクター、ホロを描いたものです。初版は100枚限定で、販売は先着順で行われます。価格は66,000円(税込、送料別)で、受注期間は2024年10月6日までとなっています。お届け予定日は同年12月頃です。

美しさの裏にある匠の技



「狼桜美人図 ホロ」の最大の魅力は、その美麗なイラストです。薄紅色のしだれ桜の下で無邪気に微笑むホロの姿は、視覚的に心を奪われます。この作品のイラストは、著名な絵師によって描かれ、彫りは渡辺和夫氏が、摺りは鉄井裕和氏が手掛けており、職人たちの熟練した技術が息づいています。

以前も同様の浮世絵は大好評を博し、即座に完売となった経緯があります。再販となる新緑色のバージョンも、色合いが鮮やかで、これまで以上に美しさを引き立てています。

浮世絵木版画の制作過程



この浮世絵が完成するまでには、55回以上の摺り重ねが必要です。全ての工程が手作業で行われ、伝統的な技術が存分に活かされています。まず、絵師が描いた絵を基に彫師が版木を彫ります。今回の作品では10枚の版木を使用し、40版を重ねて描写されているのです。

伝統と素材



木版画に使用される版木は、山桜の木が選ばれています。この木材は硬く、緻密で、伸縮性が少ないため、美人画の中でも特に女性の髪や表情の描写に最適です。

版木が完成した後は、摺師に渡り、和紙に摺り上げられます。この和紙には、越前和紙の最高級品「越前生漉奉書紙」が用いられています。耐久性が強く、他の和紙では表現できない鮮やかな発色を可能にしています。

職人のプロフィール



この作品の彫りを担当した渡辺和夫氏は、文化庁の無形文化財に認定された技術団体の理事長を務める名匠です。1960年から江戸木版彫師の大倉半兵衛に師事し、数多くの作品でその技術が評価されています。

摺りを手掛けた鉄井裕和氏も、文化庁の無形文化財選定保存技術に認定された職人で、父の指導のもとで技術を磨き続けています。彼もまた、国内外の展覧会で数多くの賞賛を浴びてきた実績があります。

お問い合わせと購入情報



「狼桜美人図 ホロ 新緑Ver.」の詳細は、カドカワストアの特設ページで確認できます。ぜひ、この機会に美麗な浮世絵を手に入れて、職人たちの技術と伝統を感じ取ってみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 狼と香辛料 ホロ 浮世絵木版画

Wiki3: 狼と香辛料 ホロ 浮世絵木版画

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。