セイコー、最高評価獲得
2025-02-07 14:28:58

セイコーグループ、CDPによる気候変動評価で最高評価を獲得

セイコーグループ、気候変動分野で「Aリスト」認定



セイコーグループ株式会社は、環境情報開示を行う国際的な非営利団体CDPが実施した2024年度の調査で、気候変動部門において最高評価となる「Aリスト」に選定されました。この選定は、同社の温暖化対策や情報開示の透明性が大いに評価された結果と言えます。

CDPとは?


CDPとは、企業や自治体の環境情報を透明にし、開示を促進するための世界的なプラットフォームを提供する団体です。毎年、企業からの環境情報を基に、評価を行い、その結果は企業の社会的評価にも影響を与えるため、多くの企業がCDPへの参加を重要視しています。2024年には、24,800社以上の企業がCDPを通じて環境情報を開示し、その数は年々増加しています。

特に、日本ではプライム市場に上場する企業の約7割にあたる2,100社以上がこの取り組みに参加しており、CDPは企業にとって重要な透明性・評価の基準となっています。これらの企業は、AからD-の8段階で評価され、評価が優れた企業のみが「Aリスト」として認定されます。

セイコーグループの取り組み


セイコーグループは、第8次中期経営計画「SMILE145」に基づくSDGs戦略の一環として、「気候変動や脱炭素対策」の取り組みを進めています。これには、温室効果ガスの排出量削減という明確な目標が設定されており、その達成に向けた具体的な戦略が展開されています。

特に、脱炭素社会の実現へ向けたロードマップでは、2024年度中に国内全拠点の電力を実質的に100%再生可能エネルギーに転換することを目指しています。この目標は、セイコーグループが2050年にネットゼロを達成するための第一歩となるものです。

持続可能な社会への貢献


今後も、セイコーグループは多角的な施策を通じて温室効果ガスの更なる削減を目指し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく方針です。これにより、企業としての責任を果たすだけでなく、次世代のために良い地球環境を残していくことを使命として掲げています。

このような取り組みは、業界内外における持続可能性や環境保護への意識を高め、他の企業にも良い影響を与えることが期待されます。セイコーグループの明確なビジョンと行動は、企業としての社会的責任を果たすことの重要性を再認識させるものであり、多くの支持を得る要因となっています。


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会社情報

会社名
セイコーグループ株式会社
住所
東京都中央区銀座1丁目26-1 
電話番号
03-3563-2111

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