持続可能な循環の実現
株式会社REMAREは、カンロ株式会社とのコラボレーションにより、年間で1,300kg以上の廃棄包材を再資源化し、使用される素材へと進化させることに成功しました。この取り組みでは、REMAREがカンロから2,500kg以上の廃棄包材を買い取り、それを素材としてリサイクルすることで、廃棄物の再利用を促進しています。
循環モデルの構築
これまでは、製造過程で発生した廃棄包材は廃棄物として扱われてきましたが、REMAREの協業により、生産工程からの廃棄物を減少させるモデルが構築されました。これにより、Scope3カテゴリの環境負荷を発生源から抑制することが実現。さらに再生されたマテリアルは、什器や建材として使用され、バージンプラスチック製品の新しい調達手段としても機能します。
REAMAREの役割
REMAREは、再資源化が難しい複合プラスチック素材の開発に特化し、その意匠性と強度を兼ね備えた板材への再生を行っています。この取り組みでは、デザイナーや設計士へのサンプル提供を通じて、どのように廃棄包材が新たな生命を得るのかを示しています。また、実際の空間にどう導入されるかを重視し、伴走型で支援を行っているのも特徴です。
実績と事例
実際に、再生マテリアルは様々な場所での実装が進んでいます。例えば、早稲田大学の「GCC Common Room」では、再生素材がカウンター天板や腰板として使用されており、学生や教職員が集う共用空間の一部となっています。また、カンロひかり工場の社内食堂でも、廃棄パッケージから生まれたテーブルが採用されているなど、クローズドリサイクルの好例も示されています。
今後の取り組み
今後、REMAREはさらなる廃棄物削減に取り組み、ノンシュガーの果実のど飴の廃棄包材だけでなく、様々な廃棄物に対するマテリアル開発を進めていきます。その際には、REMARE PLASTIC STOCKというマテリアルのデータベースを活用し、具体的な進捗や成果を可視化し、さらなる循環の浸透を図ります。
持続可能性への道
REMAREは、カンロが目指す「KanroVision2.0」実現のため、環境負荷の低減に関しても積極的に取り組んでいます。具体的には、素材、空間、データの三位一体での支援により、持続可能な循環社会の実現に向けた努力を続けています。廃棄物削減、新しい循環モデルの構築はもちろん、環境施策にとどまらず、企業の未来を見据えた取り組みとして評価されています。