7000万年の灯台物語
2025-11-06 12:33:59

入道埼灯台で7000万年の歴史を描く影絵パフォーマンス開催!

入道埼灯台で7000万年の歴史を描く影絵パフォーマンス



2025年11月1日、秋田県男鹿市の入道埼灯台旧男鹿北中学校で、影絵作家・川村亘平斎による「入道埼灯台物語」が開催されました。このイベントは、地域の自然遺産として高く評価される入道埼灯台を舞台に、7000万年前の地球の歴史を描き出す壮大な影絵パフォーマンスの機会を提供しました。

イベントの目的と内容



「海と灯台プロジェクト」の一環であるこのイベントは、地域の海に関する記憶を掘り起こし、異なる地域間や業種間の交流を促進し、新たな海洋体験を創造することを目指しています。これにより、次世代への知識の継承を図るため、地元小学生が参加する教育プログラムも実施されました。

地元小学生とのコラボレーション



イベントに先立ち、地元小学生たちは入道埼灯台について学び、灯台の歴史や役割、男鹿半島のジオパークにおける地質的特徴をジオガイドの説明を通じて深く学びました。悪天候にもかかわらず、灯台の強靭な姿を目の当たりにし、自然の厳しさを実感する良い経験となりました。

その後、地元のホテルで石焼料理の実演を通じた体験を行い、参加者たちはその技術に感動し、地域の食文化についても理解を深めました。

影絵パフォーマンスの本番



小学生たちが影絵作品を制作し、リハーサルを経て本番の日を迎えました。当日は約60名が集まり、期待が高まる中、影絵パフォーマンスがスタートしました。川村氏が創作した影絵は、入道埼灯台や石焼料理にまつわる物語を幻想的に投影し、音楽とのコラボレーションが観客を魅了しました。このプログラムは約1時間続き、参加者は時間を忘れて魅了されました。

舞台裏の見学



パフォーマンス後には、使用された影絵や照明装置の仕組みを紹介する舞台裏見学が行われ、参加者たちはその高い技術に感心し、川村氏の努力と創意工夫を理解する良い機会となりました。

終了後の反響



初めての試みとなった「入道埼灯台物語」は、地元小学生や住民、観客に非常に好評でした。参加した小学生からは「面白かった」「また影絵に参加したい」などの声が寄せられ、教育的な効果も確認されました。

このイベントは、地域の自然・文化・芸術が一体化する新たなモデルケースとして、他地域や他の灯台への展開も期待されています。

団体概要


イベントを運営した入道埼灯台利活用事業実行委員会は、男鹿市や観光協会などの団体と連携し、新たな観光事業を推進しています。また、「海と灯台プロジェクト」には日本財団の支援も受けており、地域の海洋文化を未来へと継承していくための努力が続けられています。


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