角川グループとTwitter、小説投稿コンテスト開催!才能発掘へ2本同時開催

角川グループとTwitterがタッグを組んで小説コンテスト開催



角川グループとTwitterが、小説投稿コンテストを2本同時開催すると発表しました。これは、Twitterというプラットフォームを活用し、新しい才能の発掘と、日本の出版文化・映像文化の発展を目指す、画期的な試みです。

2つのコンテストで多様な才能を発掘



開催されるコンテストは大きく分けて2つ。「ラブストーリーコンテスト」と「オールジャンルコンテスト」です。

ラブストーリーコンテストは、角川グループのアスキー・メディアワークスが運営する、会員数600万人、月間PV27.5億を誇る日本最大級のガールズサイト「魔法のiらんど」が主体となって実施されます。女性向けのラブストーリー作品を中心に募集し、最優秀賞には賞金10万円が贈られます。さらに、企画開始段階から5名の魔法のiらんどの人気作家が書き下ろし作品を発表するなど、豪華な布陣で若手作家をサポートします。参加作家には、椿ハナ氏(『金魚倶楽部』著者)、岬氏(『お女ヤン!!』著者)、永氏(『地味にキミを押し倒す。』著者)、春川こばと氏(『ワケあり生徒会!』著者)、藤崎りく氏(『秘書的事情。』著者)といった、実績のある作家が名を連ねています。

一方オールジャンルコンテストは、角川アスキー総合研究所を中心とした角川小説企画事務局が主催します。こちらは、ジャンルを問わず幅広い作品を対象としており、若手作家の可能性を広げることを目指しています。最優秀賞には、ラブストーリーコンテストと同様に賞金10万円が贈られます。さらに、近年普及が進んでいるネットラジオとの親和性の高さに着目し、ラジオ小説・ドラマへの展開も視野に入れているとのことです。JFN(ジャパンエフエムネットワーク)各局の協賛も決定しており、コンテストを通じて新たなメディア展開の可能性も模索しています。

Twitterを活用した新しい小説創作



本コンテストは、Twitterというプラットフォームの特性を最大限に活用した点が特徴です。執筆途中の作品をTwitterで公開することで、読者からのリアルタイムなフィードバックを得ながら創作活動を進めることができます。また、挿絵などの画像を組み合わせるなど、従来の小説創作にはない自由な表現も可能です。

ユーザー参加型の審査



審査においては、作品ツイートのリツイート数、お気に入り登録数、閲覧数といったユーザーの反応を重視します。作品の質はもちろんのこと、読者からの支持も重要な評価基準となる点が、従来のコンテストとは異なる点と言えるでしょう。

未来への展望



優秀作品は、電子書籍化、出版化、映像化、さらには翻訳による海外展開なども視野に入れ、多角的な展開が期待されます。角川グループは、日本の若き才能を最大限にサポートすることで、日本の出版文化と映像文化の発展に貢献することを目指しています。

コンテンツ概要



ラブストーリーコンテスト
作家見本投稿開始:4月15日
投稿期間:4月22日~5月15日
審査期間:5月16日~6月4日
優秀作品発表:6月5日

オールジャンルコンテスト
投稿期間:4月22日~7月16日
審査期間:7月17日~8月19日
* 優秀作品発表:8月23日

本コンテストへの応募は、特設イベントページ(URLは非公開)から行えます。Twitterユーザーだけでなく、小説創作に興味のあるすべての人にとって、大きなチャンスとなるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

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