2020年不動産投資
2020-01-22 15:00:49
2020年アジア太平洋不動産投資トレンド:東京と大阪の躍進
2020年アジア太平洋不動産投資トレンド
2020年の不動産投資に対する関心が高まる中、最新の投資意向調査は東京と大阪が注目の都市として台頭しています。この調査はANREV、INREV、PREAの共同プロジェクトで実施され、結果は多くの機関投資家の視点を反映しています。
東京の高評価
調査によると、東京はアジア太平洋地域で選ばれる投資先都市の中で56.1%の機関投資家が挙げる人気を誇りました。これは、シドニーやメルボルンなど他の主要都市に匹敵する数値であり、特に欧州と北米の投資家の関心を引きつけています。具体的には、欧州の83.3%、北米の80.0%が東京を選好し、これらの地域の投資家にとっての第一位の都市となりました。
大阪の躍進
一方、大阪も2020年の調査で注目された都市の一つです。機関投資家の46.3%が大阪を選好し、その順位は前年度の7位から4位に躍進しました。特に北米の投資家の80.0%が大阪を投資先として選び、欧州の投資家も75.0%がその魅力を認めています。これにより、大阪は東京と並ぶ人気を得た形となります。
投資先としての適性
東京における補完的な投資先として、レジデンス分野が最も好まれていることがわかりました。機関投資家の41.5%がこの組み合わせを好み、その他には商業、物流、オフィスなども注目されています。特に、東京と大阪の住宅やオフィス市場は、アジア太平洋地域の投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
グローバルな視点
調査によると、グローバルな不動産市場において、機関投資家はポートフォリオの10.4%を不動産に投資しており、引き続きこの割合が上昇する見通しがあります。63%以上の機関投資家は今後2年間で不動産投資の割合が増加すると考えており、特にアジア太平洋地域には31.9%の資金が流入する可能性が高いとされています。
まとめ
エメリー・デュルネ氏はこの調査の結果が示すように、アジア太平洋地域における不動産市場の動向は日本の都市に対する関心を高めています。特に大阪の成長は、他の地域の投資家が日本市場に目を向けている証拠と言えるでしょう。今後も日本の都市が不動産投資の中で一層重要な役割を果たすと期待されます。
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