日本ストラタステクノロジーの社名変更について
日本ストラタステクノロジー株式会社は、2025年4月23日より社名を「ペンギンソリューションズ株式会社」に変更することを発表しました。この変更により、米国本社であるペンギンソリューションズ社と統一ブランドとしての一貫性を保ちながら、日本市場におけるサービスの拡充を目指します。これに先立ち、米国のストラタステクノロジー社は2023年4月23日に社名をペンギンソリューションズに変更しました。
日本ストラタステクノロジーの歩み
1986年に設立された日本ストラタステクノロジーは、高可用性と無停止型コンピューティングの分野で約40年もの歴史を有し、多くのビジネスや社会インフラの安定的な稼働を支えてきました。この会社は、無停止型コンピューティングのリーディングカンパニーとしての地位を確立しており、ユーザーから高い信頼を受けています。
新たな展望と強化するサービス
社名変更に伴い、今後は無停止テクノロジーに加えて、革新的なAIインフラソリューションも提供します。この方針により、データセンターからエッジ、クラウドにかけて新たなコンピューティングソリューションを展開し、企業の特定ニーズに柔軟に対応することが可能になります。特に、AI採用に関する需要が高まる中で、ペンギンソリューションズはこれを最大限に活かし、デジタル化を進める企業をサポートしていく方針です。
製品ラインアップの拡充
製品ラインについては、ペンギンソリューションズは引き続き「Stratus」ブランドの製品を提供します。これには、「Stratus ztC Endurance™」、「Stratus ftServer®」、「Stratus ztC Edge™」が含まれます。今後は、これらの製品とペンギンソリューションズの新たな技術を組み合わせて、より充実した商品ポートフォリオの提供を予定しています。
会社のビジョン
日本ストラタステクノロジーの代表取締役社長・松本芳武氏は、"社名は変更となるが、これまでの製品・サービスは引き続き提供し、将来的には製品ロードマップを更に拡充する予定" と述べています。さらに、顧客との関係強化を図りながら、企業のAI戦略に貢献できる製品の提供に励む意向を示しました。
米ペンギンソリューションズ社の ピート・マンカ プレジデントも、「ブランド統合により顧客のニーズに対して強力なサポートを提供できる環境を整え、信頼されるパートナーとして成長を目指す」と語っています。
グローバルな展望
米ペンギンソリューションズは、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)での25年の実績を持ち、AIやアクセラレーション・コンピューティングにおいても革新を続けています。特に、2024年にはAIファクトリーのインフラソリューション「OriginAI」を提供予定で、ビジネス拡大を図ります。
お問い合わせ情報
社名変更後の新しい会社名、ペンギンソリューションズに関するお問い合わせは、マーケティング部までご連絡ください。
これからもペンギンソリューションズは、顧客の期待に応える製品とサービスを提供し続けていくことでしょう。