秋田県男鹿市発、ユナイテッドアローズとの特別コラボ・クラフトサケ登場

新たなコラボレーションが生み出す酒の魅力

秋田県男鹿市の「稲とアガベ株式会社」と株式会社ユナイテッドアローズが手を組み、オリジナルのクラフトサケ「交酒花風-UNITED ARROWS-」を2025年4月25日から発売することを発表しました。このコラボレーションは、両者が持つ酒への情熱と新しい価値観が融合したものであり、日本酒業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。

コラボレーションの背景

「稲とアガベ」、創業は2021年秋。彼らは日本酒の技術を基础とし、副原料を加えることで今までにない新しいジャンルの「クラフトサケ」を製造してきました。2025年には創業4周年を迎え、効率化と品質向上を実現しながら、消費者に手に取りやすい価格で「交酒花風」を商品化したとのこと。この新しい「交酒花風」は、特に酸味が際立つすっきりとした飲み心地が特徴で、春先の気温が上がる季節にぴったりの一杯として仕上げられています。

ユナイテッドアローズとの共同開発の背景には、同社のディレクターである鈴木貴至さんの熱意があります。彼の「お酒の楽しさをもっと多くの人に伝えたい」という想いは、稲とアガベがクラフトサケに込めてきた理念と重なります。こうした情熱が結実し、今回のコラボレーションが実現しました。

商品情報

新しい「交酒花風-UNITED ARROWS-」は、焼酎用の白麹を主体にした特別な麹を使用しており、これまでよりも酸味が強く感じられます。使用するホップは5種類に変わり、華やかな味わいを演出しています。また、発売にあわせて販売店舗もTABAYA United Arrowsや稲とアガベの直営店などで展開される予定で、税込3,850円で提供されます。

もっと多くの人にこの魅力を発信するため、稲とアガベは直営店や酒販店を通じて広く販売します。

オリジナルTシャツも登場

さらに、このコラボレーションを記念して、オリジナルのTシャツも販売します。デザインには稲とアガベとユナイテッドアローズのカラーグラデーションが施され、男鹿半島のイラストがプリントされているアート作品となっています。サイズはSからXLまで用意され、価格は6,000円（税別）で提供される予定です。

代表者のコメント

稲とアガベの代表、岡住修兵氏は、「今回のコラボレーションを通じて、自分たちの想いを形にできたことを誇りに思っています。また、鈴木さんとの間で生まれる新たな化学作用を期待しています」と語っています。これに対し鈴木氏も、「クラフトサケが生み出す新しい価値に期待しています。このコラボを通じて新しい可能性を、多くの人に届けたい」とコメントを寄せています。

まとめ

秋田県男鹿市での新たな挑戦、稲とアガベのクラフトサケ「交酒花風-UNITED ARROWS-」。それはただの飲み物ではなく、日本酒を通じて地域の魅力を発信し、酒をソーシャルなメディアとして捉える新たな視点を示すプロダクトです。リリースを心待ちにしつつ、男鹿市の文化と人々の想いが込められた一杯を楽しみにしましょう。