「ニッポン味噌道中 in Ebetsu Vol.2」の見どころと魅力
2025年8月23日(土)から9月30日(火)まで、北海道江別市の蔦屋書店で「ニッポン味噌道中 in Ebetsu Vol.2」が開催されます。このイベントは、日本各地の名味噌が集結するリーダーシップを持った味噌の祭典で、初開催の2024年には多くの来場者やメディアから注目を集めました。
味噌の楽園、江別に集う
本イベントには、11以上の味噌蔵やその生産者が参加し、30種類以上のユニークな商品が揃います。木桶で熟成された味噌や、希少な製法である「味噌玉造り」の味噌、さらに革新的なアプローチを試みる若手生産者の作品など、バリエーション豊富なラインナップが魅力です。
さらに、味噌を使った特製クラフトコーラや、味噌モチーフのアクセサリーなど、全く新しい味噌の楽しみ方も紹介されます。このイベントは、味噌の多面的な魅力を感じられる貴重な機会となるでしょう。
てのひらサイズの味噌
特筆すべきは、出店商品のすべてが手のひらに収まる200g前後のサイズであることです。これは、現代の生活スタイルに対応した新しい味噌の形。核家族化や一人暮らしの増加により、従来の大きなパッケージは使い切れないという声も多く聞かれました。「ドットミソ」では、少量から選べるスタイルを提案し、より身近に味噌を楽しむことを目指しています。
ワークショップと食の体験
会場では来場者が味噌の試食を楽しむだけでなく、生産者によるワークショップも予定されています。例えば、炊飯器を使った白味噌づくりの体験や、味噌をアレンジした料理技術を学ぶ記述が豊富なセッションが用意されています。参加者はこの体験を通じて、伝統的な味噌の技術を学びながら、料理の幅を広げることができます。
スポーツと味噌の意外な共通点
イベントの主催者である株式会社ドットミソの安岡歩は、元プロキックボクサーという異色の経歴を持つ人物です。彼は、現役時代に味噌や発酵食品の栄養価の高さを実感し、「味噌を日常に」をテーマに事業を展開しています。味噌と食の新しい可能性を探りつつ、伝統文化を次世代に伝える活動を続けています。
スペシャルコラボも豊富
「ニッポン味噌道中 in Ebetsu Vol.2」では、全国の味噌蔵から女将が集まる特別なコラボイベントが企画されています。秘密の製法やテクニックを知ることができる貴重な体験を通じて、味噌の愛好者からこれからのファンまで楽しめる内容が盛りだくさんです。
インスタライブで生産者の声を
また、イベント期間中は生産者のインタビューをライブで配信します。製品へのこだわりや思いを直接聞くことができ、味噌に対する理解が深まることでしょう。インスタグラムのドットミソ公式アカウントから視聴できます。
まとめ
「ニッポン味噌道中 in Ebetsu Vol.2」は、ただの味噌の祭典ではなく、味噌と文化をつなぐ新たなカルチャークリエイションの場とも言えます。食の交流や製造技術、さらには伝統を学ぶことができる素晴らしいイベントになること間違いなしです。江別で繰り広げられる味噌の饗宴をぜひ楽しんでみてください。