WeAgriのシンガポール進出
2025-10-16 10:50:03

シンガポール市場で日本食品のEC展開を加速するWeAgriの新サービス

WeAgriが展開するシンガポール向けECの新サービス



株式会社WeAgriは、2025年10月よりシンガポール市場向けに特化した新たなEC販売サービスを開始します。このサービスは、日本の食品メーカーがアジア市場へ進出するための第一歩として提供され、WeAgriが自社運営するECサイト「TokyoFreshDirect」を基盤にしています。現地の消費者へ直接商品が届く仕組みを整えることで、海外展開がスムーズに運ぶことを目指します。

シンガポールにおける日本食品の需要



シンガポールは、インターネットの普及率が95.8%と東南アジアでトップレベルであるだけでなく、食品・飲料・酒類の分野におけるEC化率も約11〜13%と、日本の約3倍の規模を誇ります。このようなデジタル環境の中で、現地の消費者による日本食品への関心と購買意欲は年々高まっており、WeAgriのTFDではすでにこの年度の販売総額が前年比30%超の伸びを示しています。

TokyoFreshDirectのユニークな体験



TokyoFreshDirectは、シンガポールの消費者に向けて精選された日本の食品を提供するECサイトです。月間PVは1万を超え、商品の魅力を「体験」として伝えるために売り場を常に進化させています。また、音声コンテンツの需要を踏まえ、短時間で楽しめる動画やPodcastも取り入れ、消費者が選ぶ新しいショッピング体験を可能にしています。11月にはサイトのリニューアルも予定されています。

独自のECポジションを築くWeAgri



WeAgriは、複数の国際的ブランドがひしめくショッピングモール市場とは異なり、日本産品に特化した独自のECサイトを運営しています。都市国家としてのシンガポールのコンパクトな市場を活かし、現地国民をターゲットにした販路を確立。最短翌日配送を可能にし、海外展開を考える日本の事業者に安心してECからスタートできる環境を提供しています。

ワンストップ支援によるサービスの強み



新たなサービスでは、商品掲載や運用を基盤に多様なオプションを組み合わせて提供する予定です。ベースプランには、商品掲載やECサイト運用が含まれ、任意でマガジンやSNSの投稿、Web広告の運用、インフルエンサーを利用したPR活動などが選べます。これにより、マーケティングやプロモーションを一貫して支援し、ブランドの魅力を最大化します。

WeAgriのビジョンと成長戦略



WeAgriは、「Find More Japan - 日本再発見を加速する」をミッションとして、世界に知られていない日本産品の発掘と、シンガポールをはじめとするアジア諸国に合わせたブランディング活動を進めています。日本の農水産物や加工食品のマーケティング活動を通じて、現地のニーズに応える流通プラットフォームを展開し、アジアと日本を結ぶ越境流通のイノベーションを実現します。

同社は、日本貿易振興機構(JETRO)や地方自治体と連携し、地域事業者の支援にも注力。2022年には地方銀行とタッグを組み、食品や美容品事業者へのマーケティング支援を強化しています。これにより、輸出から販売、物流までの一貫した支援を実施しています。

企業情報



  • - 会社名: 株式会社WeAgri
  • - 所在地: 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー23F
  • - 代表者: 代表取締役社長 永守秀章
  • - 設立: 2010年
  • - 資本金: 9,510万円

このように、WeAgriはシンガポール市場でのEC展開を進めながら、日本食品の可能性を広げています。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
テックファームホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3丁目20番2号東京オペラシティ23階
電話番号
03-5365-7888

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