日東工業花巻工場にオフグリッド外灯設置
EMソリューションズ株式会社が日東工業の花巻工場に設置した「オフグリッド外灯」が、地域の脱炭素と災害対策に寄与することが期待されています。この外灯は、商用電源を必要とせず、太陽光パネルとリユースEVバッテリーを利用しているため、設置場所を選びません。
背景
最近、地域社会において脱炭素の推進や災害への備えは非常に重要な課題とされています。これに応じて、EMソリューションズが提供するオフグリッド外灯は、CO2を排出せずに運用できるため、持続可能な社会の実現に向けた強力なツールとなります。また、この外灯は災害時にも点灯を維持し、周囲の安全性を高める役割を果たします。
オフグリッド外灯の特徴
オフグリッド外灯は、以下のような重要な特徴を備えています。
1. 完全オフグリッド
商用電源が不要なこの商品は、電源工事が難しい場所でも設置が可能です。これにより、インフラ整備にかかるコストや手間を大幅に削減できます。
2. BCP対策機能
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災害などで停電が発生した際でも、太陽光で発電した電力を内蔵のバッテリーに蓄えているため、照明を維持することができます。さらに、バッテリーは着脱可能で、非常時にはポータブル電源としての利用も可能です。
3. 脱炭素・資源循環への貢献
この外灯は、EVから回収された使用済みバッテリーをリユースしているため、資源の循環利用にも寄与します。太陽光発電を活用してCO2を排出しない為、その運用は環境に優しい選択肢となります。
4. 高い安全性と利便性
国内で設計された高品質なバッテリーを使用しており、EV用途で100万台無事故の信頼性を誇ります。また、夜間に自動点灯する機能や、日中の太陽光充電機能を備えており使い勝手の良さも魅力です。
設置場所と工事期間
このオフグリッド外灯は、岩手県花巻市にある日東工業の花巻工場に設置されます。工事期間は2025年の7月23日から8月6日までの予定です。
今後の展望
EMソリューションズは、オフグリッド外灯の普及を通じて全国の脱炭素化と防災インフラの強化に努めます。将来的には、公共の公園や駐車場、避難経路など、多彩な場所でもその設置を進め、安全で持続可能な社会の実現を目指します。
会社概要
EMソリューションズ株式会社は、日東工業、三社電機製作所、徳倉建設の3社による出資で設立された企業です。再生可能エネルギーの導入を支援し、さまざまなサービスを提供しています。詳細は公式ウェブサイト
emsol.co.jpをご覧ください。これからも、カーボンニュートラル社会に向けた取り組みを続けていきます。