鳴子のアップサイクル
2024-07-29 10:39:45

高知の伝統祭、鳴子がよみがえるCreemaのアップサイクル作品

高知の祭り、鳴子の新しい魅力を発見



日本の祭り文化を未来へとつなげる企画が進行中です。「青森ねぶた祭」や「秋田竿燈まつり」に続き、今度は高知の「よさこい祭り」とコラボレーションが実現!

株式会社クリーマが運営するハンドメイドマーケットプレイス「Creema」は、よさこい祭りで使用され、役目を終えた無数の“鳴子”を素材にした15点のアップサイクル作品を発表しました。これらの作品は、2023年7月29日よりCreemaの特設サイトで展示・販売されています。

鳴子の魅力と役割



「よさこい祭り」は約200チーム、17,000人の踊り子が参加する、毎年8月に開催される高知の伝統的な祭りです。鳴子はこの祭りの象徴であり、華やかな舞踊の中で奏でられる音が特徴です。この美しい鳴子は職人の手によって丁寧に作られるため、非常に頑丈で長持ちしますが、流行に応じたデザインの変更も見受けられます。そのため、年々使われない鳴子が自宅で眠っていることも多いのが実情です。

アップサイクルの発想



今回のプロジェクトでは、使われなくなった鳴子を新たなアイデアでリメイクするクリエイターたちから作品アイデアを募りました。これにより、職人の技術とクリエイターの感性が融合した多彩な作品が生まれました。特設サイトを通じて詳細が発表され、SNSやブログでも広く紹介されている他、よさこい祭りの会場でも一般展示が行われる予定です。

展示作品の紹介



例えば、はーとぼっくす工房が手掛けたスマホスタンドは、鳴子の原型を生かしつつも実用的で遊び心のあるデザインを採用しています。yokiによる肩掛けバッグは、鳴子の特性を活かした革素材のアイテムです。このように、クリエイターたちの個性的なアイデアが鳴子に命を吹き込みました。

よさこい祭りの重要性



よさこい祭りは、戦後の復興期に生まれた市民の健康と繁栄を願った祭りです。このプロジェクトは、その伝統を維持しつつ、持続可能な形で次世代へバトンタッチする試みとなっています。よさこい祭振興会の会長である西山彰一氏も、「鳴子の存在感を活かし、新たな息吹を吹き込んでいただいた」とクリエイターたちに感謝の意を表しました。

社会への貢献



伝統行事を未来に繋ぐ取り組みは、廃棄問題への解決の一助ともなり、クリーマは引き続き地域共創と社会課題の解決に取り組む姿勢を示しています。特設サイトでは、作品の購入だけでなく、日本各地の祭の魅力も紹介し、サステナブルな文化の形成を目指すのです。高知の伝統「よさこい祭り」を通じて、地域の魅力を発見する旅は始まっています。


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会社情報

会社名
株式会社クリーマ
住所
東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル7-8F
電話番号

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