ベリント、ナスダックで成功を祝う
2023年8月4日、米国ニューヨーク州メルビルに拠点を置くベリントシステムズが、ナスダック証券取引所のオープニングベルを鳴らしました。この行事は、同社が顧客に対して測定可能なビジネス成果を提供するAI分野でのリーダーシップを祝うものです。ベリントシステムズジャパン株式会社は、その日本法人として、効果的な顧客体験(CX)自動化に貢献しています。
AIビジネス成果の現状
ナスダック上場のベリントは、AI分野での成長を示す重要な指標として、AI年間経常収益(AI ARR)が第1四半期で24%増加したと発表しました。この成果は、ベリントの総ARRの約半分を占めるという画期的なものです。
昨今、多くの企業がベリントのAI搭載ボットを利用し、具体的な結果を出しています。例えば、VolarisはVerint IVAを用いて、1件あたりのコスト削減を70%実現しました。それによりコンタクトセンターでの通話件数が3倍に増え、年間500万件の顧客接点で顧客満足度スコア(CSAT)が30%向上したのです。
同様に、BTグループではVerint Agent Copilot Botsを活用することで、4,500人のエージェントを対象に、顧客体験と従業員体験を大幅に向上させ、売上も伸ばすことに成功しました。
リーダーとしての自負と今後の展望
CEOのダン・ボドナー氏は、ナスダックでのオープニングベルを鳴らしたことに喜びを表し、「当社の顧客がベリントのAI搭載ボットによって現実の成果を上げていることが分かります。この成功は私たちがCX自動化の領域でリーダーとしての立場をより一層強固にするものです」と語っています。
ベリントの技術について
ベリントシステムズは、CX自動化に特化したソリューションを提供しており、ワークフォース最適化・顧客分析・従業員エンゲージメントなど多方面にわたるサービスを展開しています。これにより、日本国内においてもその影響力を拡大しています。
まとめ
ベリントシステムズジャパンの活動は、AIを駆使して顧客体験の向上を図る重要なステップとなっています。ナスダックのオープニングベルを鳴らすことで、同社が描く未来のビジョンは、より多くの企業がCX自動化を実現することにどのように貢献できるかを示しています。今後もベリントの動向に目が離せません。
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