リゾートトラストが開催した第5回デザートコンクールの全貌

リゾートトラストが待望のデザートコンクールを開催

2025年2月20日、愛知県名古屋市で「第5回リゾートトラストデザートコンクール」が開催されました。このイベントは、リゾートトラストの理念である「信頼と挑戦」「ハイセンス・ハイクオリティ」「エクセレントホスピタリティ」を反映した取り組みです。

デザートコンクールの様子

このコンクールは、次世代の人材育成の一環として位置づけられ、参加者同士がデザートを通じて技術と創造性を競う場となります。今年の開催は7年ぶりとなり、4つの部門（シニア、ジュニア、和食厨房、中国厨房）を設け、特にジュニア部門と和中厨房部門は初めての設定となりました。

競技内容と審査基準

全国のリゾートトラスト施設から62作品がエントリーし、一回目の審査を通過した9名が最終選考に進出。名古屋市港区にある東邦ガスのプロ厨房「オイシス」にて、実技審査が行われました。
審査は「味の組み合わせ・表現」「デザイン性」「独創性」という3つの基準に基づいて行われ、審査員には著名なシェフや業界関係者が名を連ねました。

最優秀賞の受賞者とその作品

各部門から選ばれた最優秀賞の受賞者たちは、それぞれ個性豊かなデザートを披露しました。特に注目を集めたのは、シニア部門からの「さくら咲く苺のヴァシュラン」という作品で、春の訪れを強く感じさせるビジュアルと味わいが評価されました。集大成ともいえるこの作品には、三河の特産・紅ほっぺを使用。

- シニア部門最優秀賞

受賞者: 今泉穂奈美
作品名: さくら咲く苺のヴァシュラン
詳細: 春の花々と苺の味わいを表現した一皿。

ジュニア部門では、髙須真衣選手が「さくら」という作品で受賞しました。このケーキは、ダマンドに桜の葉を使用し、春の香りを楽しめる独創的なデザインが特徴です。

- ジュニア部門最優秀賞

受賞者: 髙須真衣
作品名: さくら
詳細: 旬の苺と桜を組み合わせたケーキ。

また、和食厨房部門では、苺羊羹や大福を使った新田結菜選手の作品が輝きました。

- 和食厨房部門最優秀賞

受賞者: 新田結菜
作品名: 苺一会～ボワロンフレーズピューレと箱根春爛漫～
詳細: 地元の素材を生かした春の甘味。

中国厨房部門士、玉山凜選手もまた優秀な作品を提出。苺を中心に、フランボワーズのソルベを巧みに取り入れたデザートです。

- 中国厨房部門最優秀賞

受賞者: 玉山凜
作品名: 苺のソルベとジャスミンムースミルフィーユ仕立て
詳細: 春の恵みを感じさせるさっぱりとした味わい。

これらの受賞作品は、各受賞者が所属するホテルのラウンジで販売される予定となっており、コンクールの成果を多くの人が体感できる機会を提供しています。

未来への展望

リゾートトラストでは、今回のデザートコンクールを通じて、従業員の成長を促進し、質の高いサービスの提供に寄与することを目指しています。今後もさらなる挑戦と革新を追求し、お客様に感動的な体験をお届けします。

このように、リゾートトラストが掲げる「信頼と挑戦」を体現するこのイベントは、今後も多くの人たちに愛され続けることでしょう。