無電柱化プロジェクト始動
2014-07-11 15:30:01

無電柱化が進む日本、景観と安全性の向上を目指す新プロジェクトが始動

無電柱化民間プロジェクトの設立



2014年7月10日、「無電柱化民間プロジェクト」実行委員会が設立されました。このプロジェクトは、政府や自民党が推進する無電柱化の趣旨に賛同する有志が集まり、我が国の無電柱化を進める目的で設立されました。無電柱化は、景観の美しさや観光面での魅力だけでなく、安全性や防災面でも重要な施策です。

プロジェクトの背景



東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、訪日外国人の増加を目指す中、日本の美しい景観を世界に発信する機会が増えています。そのため、無電柱化を進めることは地域活性化に寄与し、また南海トラフ巨大地震といった自然災害への備えともなります。この取り組みは、国民の全階層の参加が求められる大規模な運動です。

実行委員会の活動内容



設立当日に行われた記者発表会では、プロジェクトのキービジュアルと文字ロゴが発表されました。キービジュアルには、著名な日本画家・葛飾北斎の作品と電柱の対比が描かれ、電柱が景観を損なう様子が表現されています。プロジェクトは今後、地域での啓発活動やIT・WEBを活用した広報活動を予定しています。

SNSを通じた参加促進



公式WEBサイトとFacebookページも同時にオープンし、「電柱が消えたら景色がいいで賞」というキャンペーンを開始しました。このキャンペーンでは、電柱が入った残念な風景や、電柱のない美しい風景を募集し、審査を通じて賞品が与えられます。この取組みは、無電柱化への意識を広めることを目指しています。

委員会のコミュニティと連携



チームリーダーの絹谷幸二氏や幹事長の松原隆一郎氏をはじめ、さまざまな分野の専門家が委員として参加しています。委員はそれぞれの専門知識を活かして、無電柱化の重要性を広めていく意気込みを示しています。環境や観光、さらには防災という観点から無電柱化に取り組むことが、地域社会にどのように貢献できるかが大きな焦点となっています。

参加者の声



発表会では、衆議院議員の小池百合子氏も来賓として参加し、このプロジェクトの意義を強調。国民全体の意識改革が必要だと訴えました。無電柱化は、その推進によって美しい街づくりを進めるために欠かせない施策であり、政府とも連携して取り組んでいく必要があります。

今後の展望



「無電柱化民間プロジェクト」実行委員会は、電柱の直埋設を推奨し、新設の電柱は原則禁止とする法律を政府に働きかけるなど、具体的な活動を進めていきます。また、地域を巻き込んでの啓発活動やキャンペーンを展開し、無電柱化の実現に向けた強い意志を示していくことでしょう。日本全国での無電柱化が進むことで、私たちの街がより美しく、安全に、そして魅力的な環境になることを期待しましょう。

会社情報

会社名
一般社団法人無電柱化民間プロジェクト実行委員会
住所
東京都港区南青山1-15-18
電話番号

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