丸紅が提供する新サービスWowditで認証取得の業務効率化を目指す

環境認証の未来を支えるWowditの発展

2020年11月26日、丸紅株式会社は新たなサービス「Wowdit」を公開しました。このサービスは、環境や社会に配慮した認証品の取得を支援するために開発されたもので、特に森林認証品を取り扱う企業を対象としています。顧客はこの新しいプラットフォームを通じて、認証取得における監査のサポートを受けることができ、業務の効率化と精緻化、そして信頼性を向上させることが期待されています。

新たなサービスの提供を目指している「Wowdit」ですが、その開発プロセスにおいては、2020年の初めからArkthが関与してきました。Arkthは、顧客価値の定義から開発に至るまで、丸紅を全面的にサポートしてまいりました。今回のサービスの公開により、顧客に対して最小限の運用可能な製品（MVP）が提供され、多くの企業がこの新たな機会を利用できるようになりました。

Wowditのメリット

Wowditを利用することによって、企業は監査を受ける際に直面する多くの課題を軽減できます。具体的には、今までの手作業での申請プロセスや煩雑な書類作成などをスムーズに行えるようになるため、時間の短縮や業務の効率化が図られるのです。また、このサービスはIoTやAI技術を活用したシステムで運営されており、デジタルトランスフォーメーション（DX）を進める企業にとっても非常に有用な選択肢となるでしょう。

丸紅の責任者、青木氏のコメント

丸紅社のWowditプロジェクトの責任者である青木氏は、「Wowditのビジョンを初期段階からArkth社と共に共有できたことが成功の鍵でした。クローズドな顧客検証に必要な開発を迅速に実施できたことで、お客様にとって有益なサービスを提供できるよう努めました。今後もこのサービスのカスタマーサクセスに向けた機能改善をArkth社と共に実現していく所存です」と語ります。

Arkth代表取締役、新屋氏の見解

Arkthの代表取締役である新屋氏も、同サービスに関してコメントを寄せています。「私たちは、お客様のサブスクリプションビジネスの成功を目指して、IoTやAI技術を駆使したコンサルティングとSaaS開発のソリューション提供を行っています。私たちの開発支援は、お客様事業の成長を最も大切な目的として提供しています」とし、そのビジョンを明確にしています。