地域留学プログラム「Learning Journey」の新たな展開
株式会社アスノオトが運営する「さとのば大学」は、教育の新たなスタイルとして地域留学体験プログラム「Learning Journey」を展開しています。特にこの秋、今までに実施してきた新渡戸文化高等学校、第一学院高等学校に加え、初めてワオ高等学校も対象となり、合計3校の高校生が参加する機会が設けられます。
「Learning Journey」プログラムとは
「Learning Journey」は、特に高校生や大学生を対象にした公募型の地域留学体験プログラムであり、これまでに300名以上の参加者を迎えてきました。このプログラムは、2泊3日の日程で地域の文化や人々と触れ合う貴重な体験を提供し、自分自身の価値観を見つける手助けをします。近年、越境学習という新しい教育スタイルが注目され、地域との交流や旅行を通じて学ぶ機会が求められる中、さとのば大学では、これを学校向けにアレンジした特色あるプログラムを実施しています。
各学校のプログラム内容
新渡戸文化高等学校のプログラム
新渡戸文化高等学校は、学内で力を入れている「スタディツアー」の一環として、さとのば大学の連携地域でプログラムを実施しています。過去には27名の生徒が参加しており、今秋は11月中旬に長野県長野市での開催が予定されています。
第一学院高等学校の体験チャレンジ
第一学院高等学校では、オンラインおよび対面型の様々な「体験チャレンジ」プログラムの一つとして「Learning Journey」を取り入れ、これまでに40名以上の生徒が参加した実績があります。今秋は、11月中旬に宮城県女川町、長野県長野市、そして鹿児島県枕崎市の3地域でプログラムが行われる予定です。
ワオ高等学校の新しい試み
ワオ高等学校は、生徒と教員がさとのば大学のプログラムに積極的に参加してきたことから、今秋から新たに学内プログラムとして開催します。10月上旬には京都府京都市を舞台に、初めてのプログラムが実施される予定です。これは「社会経験値」を積むことを目指した新しい試みとなります。
プログラムの特長
1.
多様な地域での開催: さとのば大学は全国15地域と連携しており、自然や文化が豊かな地域での学びを提供します。各学校のニーズに応じて、魅力あふれる地域との連携が行われています。
2.
地域コーディネーターによるガイド: プログラムでは、地域に根差したコーディネーターが日常の生活や地域プレーヤーとの出会いをサポートします。観光旅行とは異なり、実際に地域に暮らすような体験を通じて、自己の成長を促進します。
3.
事前・事後オンラインセッション: 参加者には、地域留学に出かける前後にオンラインセッションを実施し、旅の目的を深めたり気づきを言語化したりする機会が与えられます。これにより、旅の経験をより深く学びに変えることができます。
さとのば大学について
さとのば大学は、新しい市民大学の形を模索し、日本全国の地域で学ぶ機会を提供することで、未来を担う人材を育成しています。これまで教育の現場での新しいアプローチとして、地域活性化と学びの共創を実現してきました。
今後もこのようなプログラムを通して、次世代のリーダーを育成し、地域と共に成長していく姿が期待されています。地域との繋がりを大切にしながら、豊かな学びを体験する「Learning Journey」に、ぜひ注目してみてください。