高速道路初の無人決済エリアを備えたファミリーマート
2025年4月11日(金)に、常磐自動車道日立中央パーキングエリア(上り線)に新しい形のファミリーマートがオープンしました。この店舗は、高速道路のコンビニエンスストアとしては初の試みとなる無人決済エリアを併設したハイブリッド型で、利便性と省人化を両立させた新しいショッピング体験を提供します。
ハイブリッド型店舗の概要
新しいファミリーマートでは、主に二つのエリアが設けられています。一つは有人エリアで、スタッフがホットスナックやたばこ、お土産品など、無人での対応が難しい商品を販売します。もう一つは無人決済エリアです。こちらでは、おむすびや飲料、お菓子などを取り揃え、無人決済システムを活用して、スムーズで迅速なお買い物が可能です。
この取り組みは、担い手不足という社会的な課題に対する解決策の一つとして、株式会社ネクスコ東日本、エリアトラクト、TOUCH TO GO、ファミリーマートの四社が協力して進めています。省人化を進めつつも、顧客へのサービスを向上させるための新しい形の店舗といえるでしょう。
ショッピングの手順
無人決済エリアでのショッピングは非常にシンプルです。商品を棚から取り出し、レジへ行くことなく、ディスプレイに表示された合計金額を確認してそのままお会計を行います。これにより、従来のようにレジで長時間待つ必要がなく、スピーディーに購入が完了します。
オープンキャンペーン
オープン当日には、無人決済エリアでのお買い物をされた先着50名のお客様に、ファミリーマートのプライベートブランド「ファミマル」の緑茶がプレゼントされるキャンペーンも実施されます。この特典は、無くなり次第終了となりますので、早めの訪問がおすすめです。
今後の展望
日立中央PAにおけるこの無人決済エリアは、様々な新しいサービスを提供するだけでなく、一般の地域の皆さんにも利用してもらえるように「ウォークインゲート」が設けられています。これにより、近隣地域の日常的なお買い物の場としても機能することが期待されています。また、他の地域への展開も視野に入れた意欲的な取り組みです。
今後も、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにおける無人販売の店舗が増え、私たちの買い物体験がより便利で快適になることが期待されます。