いすみで学びの場を
2025-05-13 15:20:59

いすみラーニングセンターが若者の「移動」を支援するクラウドファンディングを開始

若者の学びを支える「いすみラーニングセンター」



千葉県いすみ市に位置する「いすみラーニングセンター」は、創造系不動産株式会社が運営するローカルスクールです。この施設は「地方のくらしとビジネスの可能性を探求する」ことを目的に、2019年に創立され、月に一度、都市部に住むメンバーたちがいすみ地域を訪れ、地域の人々との貴重な交流を通じて、多様な価値観やビジネスの知識を学ぶ場所となっています。

日々の忙しさに追われる都会の生活から一歩踏み出し、ゆったりとした地方の暮らしを体験できる「いラセン」は、多くの人々にとって新たな発見の場となってきました。参加メンバーたちは、地域とのつながりを深め、価値観の変化や新たなライフスタイルを見出す機会を得ています。しかし、近年、いすみを訪れる若者たちが直面しているのが「移動の壁」です。特に大学生や若手社会人にとって、都市から地方への移動にかかる交通費が大きな負担となっています。

クラウドファンディングの意義



このような課題を解決すべく、「いすみラーニングセンター」は、若者にもっと多様な価値観に触れる機会を提供するためのクラウドファンディングを開始しました。「移動」の壁を越えたいと願うこのプロジェクトは、2025年5月13日から6月30日までの期間で実施され、目標金額は100万円です。得られた寄付金は、いラセンでの交通費支援制度に活用される予定です。この制度により、参加者は経済的な負担を軽減しながら、地方での学びを深めることが可能となります。

特に「U-23いラセン奨学生」と「U-28いラセン奨学生」の2つの奨学金制度が設けられ、若者たちが積極的に参加できる環境を整えています。食事代や交通費の支援は、彼らが思う存分、いすみ地域の魅力を体験し、学びを得る機会を作り出しています。

地域との深い結びつき



「いすみラーニングセンター」では、参加者が地域の人々と直接対話する中で、移住者や地域の働き手の体験を通じて学びを深めることが重要視されています。例えば、先輩移住者を訪問し、彼らがどのように地域での生活を実現しているのか、またどのような問題を抱えているのかを直接聞くことで、参加者はリアルな地域の姿を理解することができます。これにより、単なる観光とは違った、意義のある関わり方が生まれます。

参加者からの感想には、多様な価値観との出会いや、自分の視点が変わったなど、前向きなものが多く寄せられています。その中で、特に「都会にはない新たな視点や働き方を知れた」といった声は、地域の豊かさやビジネスの可能性を感じるきっかけになっていることでしょう。

プロジェクトの背景にある想い



創造系不動産の代表、髙橋寿太郎氏は、初めていすみを訪れた際に地方に潜む可能性に興味を抱き、そこでの体験を他の若者にも提供したいとの想いからこのプロジェクトを提案しました。彼は地方での挑戦の重要性を強調し、いすみでの経験が若者の人生に役立つと強く思っています。

まとめ



「いすみラーニングセンター」は、地方と都市との架け橋として、若者が学びと成長の場を得る機会を創出しています。クラウドファンディングを通じて、ますます多くの若者が「移動」の壁を越え、いすみの豊かな地域文化や多様な価値観に触れることができることを期待しています。このプロジェクトの成功が、地方と都市の新たな交流の形を生み出す第一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
創造系不動産株式会社
住所
東京都墨田区千歳2-6-9イマケンビル201
電話番号
03-6277-6653

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