オープン株式会社が新サービスを提供開始
東京都港区に本社を置くオープングループの子会社、オープン株式会社が新たに提供する「RoboRobo登記簿取得」サービスの発表は、企業のバックオフィス業務に革命をもたらす可能性があります。今回の新サービスは、クラウド型のバックオフィス効率化ツールであるRoboRoboシリーズの一部として登場しました。
この「RoboRobo登記簿取得」は、企業調査における法人登記の取得や情報の抽出を自動で行うサービスです。これまでは、法人調査を個別に進めていく必要があったり、情報を手動で別のシステムに転記したりするという手間がかかっていましたが、RoboRoboを活用することで、これらの工程を大幅に簡素化することが可能になります。
RoboRobo登記簿取得の特色
RoboRobo登記簿取得には、以下の3つの特長があります。
1.
法人名による登記情報の取得:法人名を入力するだけで、必要な登記情報を取得できます。
2.
ワンクリックでの情報抽出:取得した登記情報から必要なデータを簡単に抽出できるため、作業時間を大幅に削減可能です。
3.
PDFアップロード機能:登録済みの登記情報をPDF形式でアップロードすることで、一元的に管理できます。
様々な機能を搭載
RoboRobo登記簿取得には、さらに具体的な機能が4つあり、それぞれが便利な業務サポートを提供します。
- - 登記簿取得機能:法人名による登記簿の取得が可能で、Excelでまとめての取得もサポートします。
- - データ抽出機能:登記簿ファイルから重要な企業情報を抽出し、データを自由に編集できる仕様になっています。
- - PDFアップロード機能:ローカルファイルから企業情報を抽出するための機能で、スキャンしたPDFは対応外ですが、取得済みファイルに十分活用できる機能です。
- - RoboRobo連携機能:将来的にはRoboRoboコンプライアンスチェックとの連携も可能になる予定で、登記簿を取得した後もその情報をもとにスムーズにコンプライアンスチェックが行えるようになります。
将来の展望
今回実装された機能は全体のうちの一部に過ぎませんが、2月には残りの機能も追加される予定です。企業はRoboRoboを使用することで、従来の作業量を約90%削減できる見込みです。オープン社では、今後も顧客企業が本来集中すべき業務にシフトできるように、業務効率化のためのサービス開発とサポートを続けていく方針です。
さらに「RoboRoboコンプライアンスチェック」は、自動で取引先の法令遵守状況を確認するサービスで、生成AIを駆使して業務担当者の負担を軽減します。詳細については、オープン社の公式ウェブサイトで確認してみてください。
企業情報
オープン株式会社
- - 所在地:東京都港区西新橋3-3-1 KDX西新橋ビル3F
- - 設立:2013年7月
- - 代表者:石井 岳之
- - 資本金:3,000万円
- - 事業内容:スマートロボットを活用した情報処理サービスやコンサルタント事業などを展開しています。