SynologyがCOMPUTEX 2026で示した次世代の技術
2026年6月4日、台湾の台北で開催されたCOMPUTEX 2026において、データ管理のリーダーSynologyが次世代のDiskStation Manager(DSM)を含む新たな AI強化ソリューションを発表しました。この展示は、エンタープライズから個人向けクラウドソリューションまで、あらゆるユーザーにとってのデータ管理の向上を目指しています。
期待の次世代DiskStation Manager(DSM)
新しいDSMは、AIに対応し、特にエンタープライズ環境での利用が想定されています。新たに追加されたGPU NASとAIアプライアンスのサポートによって、企業は完全なオンプレミスAI推論を実現できると共に、システム全体を見渡しながら自動化されたワークフローを管理することが可能となります。
さらに、大規模な導入においては、Cluster Managerが複数のシステムを統合し、ユーザーが効率良く作業できる環境を提供します。Log Centerが提供する可観測性機能は、セキュリティやコンプライアンスの強化に寄与します。
ActiveProtect Managerと新たなクラウドオプション
新たに発表されたActiveProtect Manager(APM)2.0は、様々なプラットフォーム間での保護を拡大し、AWS EC2やAzure VMなどへのクロスプラットフォームリカバリーを実現します。また、AIによる異常検知やマルウェアの検出機能も搭載されており、より積極的な脅威対策が行えるようになります。新モデルのDP5200もラインナップに加わり、企業向けの柔軟な導入が可能になります。
監視エコシステムの拡大
Synologyは監視エコシステムの強化にも注力しています。新しいAC100ドアコントローラーやARシリーズリーダー、さらにAIによるセマンティックイベント検索機能を搭載した新たなDeep Video Analytics(DVA)アプライアンスがその一翼を担っています。これにより、企業はより高度なリモート監視が可能となり、より安全なビジネス環境が実現されます。
Synology Office Suiteの新機能
さらに、Synology Office Suiteにも新機能が追加され、ChatPlusやMeetといったツールが組み込まれました。これにより、企業はエンタープライズグレードのコミュニケーション機能を享受でき、AIによる文字起こしや翻訳機能を通じて、チームの効率的な作業が支援されます。
Beeシリーズでの個人利用の拡張
個人や家庭向けにはBeeシリーズが提供され、幅広いストレージニーズに応じた製品が揃いました。BeeCameraなどを利用することで、家庭での安全なモニタリングが可能となり、同時にAIによるローカル検索がプライバシーを損なうことなく実施できるようになりました。
COMPUTEX 2026での体験
来場者はCOMPUTEX 2026でSynologyの最新イノベーションを直接体験することができ、未来のデータ管理技術がどのように進化しているのかを実感することができます。詳細情報は公式サイトに掲載されています。展示日程は6月2日から6月5日までで、会場はTaiNEX1、ブース番号はJ0102です。