インテグラル社が日本へ
2015-07-14 15:07:40

インテグラル・アド・サイエンス社、東京に日本オフィスを新設し業務拡大へ

インテグラル・アド・サイエンス社が東京に新オフィスを開設



米国に本社を置くインテグラル・アド・サイエンス社が、日本のデジタルマーケティング市場へ向けた新たな一歩を踏み出しました。東京に日本オフィスを開設し、業務拡大を加速させる予定です。この新オフィスの設立により、同社はブランド保護やビューアビリティ、不正インプレッションを計測する業界トップクラスのデジタルメディア評価ソリューションを提供し、日本国内のニーズに特化したサービスを展開します。

海外展開の重要性



この新オフィスの開設は、インテグラル・アド・サイエンス社にとってアジア太平洋地域における4つ目のオフィス設立であり、アメリカ以外では世界で7番目となります。昨年夏にヤフー株式会社との業務提携を発表して以来、日本市場での成長は重要なテーマになっています。東京オフィスは、そのハブとして重要な役割を果たすことが期待されています。

リーダーのコメント



同社の国際部門でシニア・ヴァイス・プレジデントを務めるブライアン・セント・ジョン氏は、「日本の広告主に向けて独自開発されたソリューションを提供できるようになり、各地域向けに独自に開発するソリューションのグローバル展開を拡大します。新オフィスでは藤中と山口がそれぞれの経験を活かし、広告主や広告会社、パブリッシャーとの関係構築に貢献します」と語っています。

ヤフー株式会社の執行役員、荒波修氏は、インテグラル社がデジタルマーケティング分野でのブランド保護のリーダーとして評価されていることを強調し、同社とのパートナーシップを通じて日本のマーケターへの貢献を期待しています。

マネージングディレクターの紹介



東京オフィスのマネージングディレクターには藤中太郎氏が就任します。藤中氏は13年以上のデジタル業界経験があり、インターパブリック・グループでのマネージングディレクターを務めた後、インテグラル・アド・サイエンス社に参画しました。また、ヤフーにおいてもプロダクト企画マネージャーとして活躍するなど、多岐にわたるキャリアを持っています。

クライアントサービスの強化



もう一人のキーパーソン、山口武氏はクライアントサービスマネージャーとして新たに迎えられています。彼は市場調査やマーケティングにおいて豊富な経験を持ち、前職ではポテンシエイト・ジャパンにてクライアントディレクターを務めていました。5年間の米国でのIT関連の経験も生かし、クライアントとの関係構築に貢献することが期待されます。

インテグラル・アド・サイエンス社とは



インテグラル・アド・サイエンス社は、四半期ごとに数千億に及ぶインプレッションを計測しており、その技術はメディアの品質を定量的に測定するソリューションとして高い評価を受けています。ブランド保護やビューアビリティの確保に特化し、不正インプレッションの排除を目指す同社は、日本市場でも高品質なメディア環境の整備に注力していくでしょう。

このように、インテグラル・アド・サイエンス社の新オフィス開設は、日本のデジタルマーケティング市場における新たな時代の幕開けを告げることになるでしょう。今後の展開に、ますます注目が集まります。

会社情報

会社名
Integral Ad Science Japan 株式会社
住所
東京都千代田区有楽町1−1−2東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー12F
電話番号
03-4588-6307

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