デジタルアートの新たな波！佐賀でアートコンテスト開催

デジタルアートで佐賀の魅力を発掘する試み

佐賀県を拠点とするプロバスケットボールチーム、株式会社佐賀バルーナーズとデジタルアートの制作会社である株式会社フレイムが共同で、デジタルアートコンテスト『みんなでつくるSAGAアリーナとデジタルアートの街・佐賀プロジェクト』を開催します。このコンテストでは、佐賀やその周辺地域の若者たちにデジタルアートを制作する機会を提供し、地域の魅力を再発見できる場を設けることを目的としています。

佐賀バルーナーズの魅力

佐賀バルーナーズは2018年に設立されたプロバスケットボールチームで、現在はB1リーグの西地区で活動しています。彼らのホームアリーナは、日々多くのバスケットボールファンが集まるSAGAアリーナ。チームのマスコットキャラクターであるバルたんは、フレンチブルドッグの男の子で、試合やイベントで軽快な動きを見せてくれます。このような地域に根ざした活動を通じて、佐賀の活性化を目指しているのです。

フレイムのデジタルアートへの挑戦

一方の株式会社フレイムは、3DCG制作を専門とするプロダクションで、東京都に本社を構え、佐賀市には支社があります。彼らは「創造力によって世界中の情熱を掻き立てる」という理念のもと、さまざまなデジタルコンテンツを提供しています。ゲームや映像作品に使われる3DCGモデルやアニメーションの制作を手がけ、特に若い才能の発掘に力を入れています。

コンテストの具体的な内容

このコンテストでは、次の2つの部門での作品が募集されます。

1. 3Dアニメーション部門：バルたんがバスケットボールをプレイする様子をアニメーションで表現します。参加者には、フレイムが準備したバルたんの3Dモデルを使用してもらいます。

2. 演出部門：試合中に流れるメインビジョンやリボンビジョン用の動画を制作します。こちらの部門では、2Dでも3Dでも構いませんが、3Dの場合は先ほどのバルたんのモデルを使用できます。

このコンテストは、単にアートを競い合う場ではなく、将来ゲームやアニメーション業界で活躍したいと考えている若者たちにとって貴重な経験となることを期待しています。コンテスト終了後には、バルたんの3Dモデルを使用して自由にポーズを付けられるワークショップも計画中です。親子で楽しめる体験型イベントとして、多くの参加を呼びかけています。

参加方法と受賞の特典

コンテストの開催期間は、2024年11月20日から2025年1月26日まで。参加対象は、日本に在住しデジタルアートに興味のある方で、参加費は無料です。応募は専用サイトからできます。

受賞者には、SAGAアリーナで行われる表彰式や、佐賀バルーナーズのホームゲームへの招待が予定されており、自分の作品がメインビジョンに映し出される貴重な経験が待っています。これは、就職活動の際のポートフォリオとしてもアピールできる素晴らしい機会となるでしょう。

まとめ

『みんなでつくるSAGAアリーナとデジタルアートの街・佐賀プロジェクト』は、佐賀の活性化と若き才能の発掘を目指す素晴らしいコンテストです。アートの力で地域を盛り上げるこのプロジェクトに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。詳細な情報や応募は、佐賀バルーナーズとフレイムの公式HPをチェックしてください。