さくら情報システムとSYSホールディングスが業務提携を発表

さくら情報システム株式会社（東京都港区、代表取締役社長：伊延充正）とSYSホールディングス株式会社（愛知県名古屋市、代表取締役会長兼社長：鈴木裕紀）は、2025年12月10日より業務提携を締結することを発表しました。この提携により、双方のビジネスにおける付加価値を最大化することを目指しています。

業務提携の狙いとは

これまで、両社は金融業界におけるシステム開発や保守運用において協力関係を築いてきました。この提携では、金融業界だけではなく、さくら情報システムが得意とするエネルギー業界など新たな領域へも協力を広げていく意向です。また、SYSホールディングスが持つ豊富なIT専門知識とグローバルな人材ネットワークを活用し、案件への対応力を強化するのが狙いです。

更に、両社の顧客基盤を利用しながら、サービス提案やシステム開発への共同参画を進め、相互の発展へとつなげることを共通の認識として持っています。これにより、新規顧客獲得や収益拡大を図ることを期待しています。

SYSホールディングスの概要

SYSホールディングスは、19のグループ企業を統合したホールディングスとして、IT業界において高い成長率を誇っています。金融業界や官公庁、Web系企業など、様々な分野で業務システムやモバイル向けアプリの開発に取り組んでいます。さらに、15か国からのグローバル人材を積極的に採用し、若手経営者の育成にも力を入れており、活力ある企業文化が特徴です。

このようにSYSホールディングスは、IT人材の育成や多様な技術領域の強みを活かし、大手取引先や大規模な案件にも柔軟に応じたIT化やDXの推進を支援しています。

さくら情報システムの歴史

さくら情報システムは、設立以来50年以上にわたり、三井住友銀行およびそのグループ会社の基盤システムを支えてきた実績があります。豊富な経験に基づくノウハウや技術、信頼性を武器に、会計や人事給与、金融、BPO、セキュリティ、システム運用など多岐にわたる課題解決をトータルに支援しています。

2006年以降は、大阪ガスグループの株式会社オージス総研との資本参加を通じて、エネルギー関連のシステム開発にも力を入れており、今ではエネルギーの自由化に対応したシステムの構築など視野を広げて業務を展開しています。