東洋建設グループがSBT認定を取得し2050年のカーボンニュートラル目指す

東洋建設グループがSBT認定を取得

東洋建設株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役会長執行役員CEO：吉田真也）は、2040年度に向けた温室効果ガス（GHG）削減目標において、SBTイニシアティブ（SBTi）から認定を受けました。この認定は、パリ協定に基づき「地球温暖化による気温上昇を1.5℃以内に抑える」ための科学的根拠を満たすものとされています。これは、企業の環境への責任を果たすための重要なマイルストーンであり、今後の環境対応策にも影響を与えるものです。

温室効果ガス削減への取り組み

東洋建設グループでは、「カーボンニュートラル社会の実現」を重要な課題の一つとして掲げています。そのため、事業活動におけるGHG排出量の削減に力を入れています。特に、洋上風力関連事業や、ZEB/ZEHの取り組みに力を入れ、持続可能な社会の実現に向けた具体的な行動を取っています。

具体的な施策

ZEB（Net Zero Energy Building）とZEH（Net Zero Energy House）は、建築物におけるエネルギー使用を最小限に抑えるための設計や技術です。これにより、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロ、または概ねゼロになる住宅や建物を提案しており、再生可能エネルギーの活用を通じてCO2の排出削減に貢献しています。

さらに、洋上風力事業は再生可能エネルギーの中でも特に注目されている分野で、今後のエネルギー需給の安定化に寄与するものと期待されています。

未来への展望

東洋建設グループは、SBTiからの認定を受けたことを契機に、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みをより一層加速させる予定です。全社を挙げての取り組みは、業界内外におけるカーボンニュートラル推進の旗手となることでしょう。これからの展開が非常に楽しみです。

また、環境問題に対する関心が高まる中で、企業としての責任を果たすことは、顧客や社会からの信頼を得る上でも重要です。東洋建設は、これからも持続可能な未来を目指して、様々な施策を講じていくとしています。