learningBOXの新機能で学習を支援
兵庫県たつの市に本社を置くlearningBOX株式会社が提供するeラーニングシステム「learningBOX」が、さらに進化を遂げました。2024年9月25日に実施されたバージョンアップにより、新たに追加された機能が、教育現場での学習効果を高める一助となります。
バージョンアップの背景と目的
今回のバージョンアップは、文部科学省が提唱するGIGAスクール構想の第2段階「NEXT GIGA」に基づいています。教育現場のデジタル化を進めるために、特に最近人気を集めているIT試験(IBT・CBT方式)を使用する通信制高校での利用が期待されています。この取り組みの一環として「learningBOX」は、さらなる機能改善と新機能の追加を行い、全てのユーザーが快適に利用できるシステムを目指しています。
新機能「問題文へのメモ」とは?
その中でも特に注目すべき機能が「問題文へのメモ」です。この機能は、学習者がオンライン小テストや試験で算数の途中計算を行ったり、国語の問題文に直接メモを追加したりすることができるものです。これにより、学習者は自分の思考プロセスを視覚的に整理し、試験での解答をスムーズに導き出すことが可能になります。PC、タブレット、スマートフォンなど、様々なデバイスに対応しているため、どんな場面でも利用することができます。
「コンテンツ一覧」機能で効率化
もう一つの重要な機能が「コンテンツ一覧」です。従来、個別のコンテンツの設定や確認をする必要がありましたが、新しい機能では、複数のコースやフォルダにまたがるすべてのコンテンツの設定内容を簡単に確認・編集することが可能になりました。これにより、コンテンツの管理が大幅に効率化され、生産性の向上が期待できます。
今後の展開
learningBOXでは、年間4回のメジャーバージョンアップを予定しており、四半期ごとに新機能が導入される予定です。また、オープンバッジやChatGPTを活用したルーブリック評価機能など、より多様なニーズに応える機能の開発も進めていく意思を示しています。教育現場からのフィードバックを基に、適切な機能を提供し続け、日本の教育の質向上とデジタル化をサポートしていく所存です。
無料で試せるフリープラン
learningBOXに興味を持たれた方には、フリープランを利用して、主要な機能を体験する機会をお勧めします。最大10アカウントまで、期間無制限で無料利用できるので、まずは気軽にお試しください。
公式ウェブサイトでは、詳細な機能や導入方法を解説していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
企業の教育担当者や個人の学習者にとって、learningBOXの新機能は、今後の学習スタイルに大きな影響を与えることでしょう。デジタル化が進む中、効率的で効果的な学習環境を提供できるこのシステムは、今後の教育界において重要な役割を果たすと期待されています。