日本の伝統を感じる藍染講座
夏休みに向けて、NEST LAB.が新たに主催する「日本最高級の藍を使ったサイエンス講座+染め体験講座」が注目を集めています。この講座は、特に小中学生のために設計されており、限られた定員の中で、藍染の魅力と科学的な観点からの学びを提供します。
講座の目的と背景
「好きを究めて、知を生み出す」をテーマにしたNEST LAB.は、子どもたちが自身の「好き」という感情からスタートし、誰も知らない世界へと一歩踏み出す機会をプレゼントします。この夏に行われる特別講座は、「株式会社和える」とのコラボ企画で、日本の伝統を次世代へと引き継ぐことを目的としています。
日本の藍染の源流でもある徳島では、肥沃な大地で育まれた藍の葉が、江戸時代から受け継がれてきた技術で染められます。特に「本藍染矢野工場」においては、健康的で安全な染色法が実践されており、参加者はそこから学ぶことができます。
プログラム詳細
プログラムcontent(1日目)
1日目は、藍染の素材である「絹」のサイエンスを探求します。実際に絹玉や絹糸に触れながら、その不思議を体験するほか、最先端のシルク技術に関する特別講演も行われます。特に、カイコの力を最大限に利用した新素材開発のベンチャー企業「エリー株式会社」からも話を聞く機会があります。
プログラムcontent(2日目)
2日目には、特別に選ばれた新鮮な藍の葉が自宅に届けられ、実際に藍の葉を使っての染体験が行われます。この日では、植物に関する不思議や「色素」の秘密についての実験も行い、参加者は科学の楽しさと染色の技術に触れることができます。特別に直前に採れた藍の葉を手に入れることができるこの機会は、通常では得られない貴重な体験です。
参加方法と料金
この講座は2024年8月11日と18日に2日間にわたって開催されます。参加費用は受講料が6,000円、教材費や配送料が13,700円で、総額19,700円(税込)となります。内容にはテキストや阿波藍の葉、染め用のハンカチ3種、さらにはクール宅急便の送料も含まれています。申し込み期限は2024年7月30日であり、参加希望者は早めの申し込みをお勧めします。
まとめ
NEST LAB.が提供する藍染とサイエンスの交差点で、子どもたちが新たな発見をし、独自のスキルを磨く良い機会です。日本の伝統工芸を学びながら、自然の美しさやその科学的な背景を理解する素晴らしい体験を、ぜひ参加してみてください。