運送業の未来を変える!「ロジックス」の労務管理機能強化とその全貌
アセンド株式会社は、運送事業者向けの業務管理クラウドシステム「ロジックス」の労務管理機能をアップデートしました。このアップデートにより、トラック運送業の約70%が採用している「変形労働時間制」にも対応し、さらなる業務の効率化が期待されています。
「ロジックス」とは?
「ロジックス」は、運送事業者の業務を一元化するために開発されたクラウド型の業務管理ツールです。案件の受注から配車、さらには請求書の発行に至るまでの一連のプロセスをデジタル化し、運送業の企業が直面する管理業務の煩わしさを軽減します。これは、経営数値を自然と一元管理できるため、特別な労力をかけずに収支改善に必要な指標を可視化することができます。
ロジックスの労務管理機能
新たに追加された労務管理機能はとても便利です。デジタルタコグラフからのデータ取り込みがスムーズになり、実績の登録が従来の半日からわずか10分に短縮されます。これにより、ドライバーの勤務状況の把握が容易になり、労基法や改善基準告示に沿った運用ができるかどうかを一目で確認できるダッシュボード機能も追加されています。これまで以上に運送業の現場で使いやすく、労務管理の負担が軽減されるでしょう。
変形労働時間制に対応
今回のアップデートの大きなポイントは、変形労働時間制への対応です。この制度は、繁忙期に勤務時間を長くし、閑散期には短くすることで全体の労働時間を合理的に分配するものです。運送業においては、この制度を取り入れることで労働環境を改善し、業務の柔軟性を持たせることが可能です。「ロジックス」がこの制度に対応することで、現場の労務管理をさらに手厚くサポートします。
開発担当者の声
労務機能の開発を担当する宮沢氏は、「運送会社の労務管理は多くのデータソースから情報を集める必要があり、非常に大きな負担がかかっています。「ロジックス」は、各種データと連携し、法令遵守や給与計算の課題を解決するために努力しています。特に労務管理に悩む企業には、是非ともこのシステムを検討してもらいたい」と述べています。
当社の取り組み
アセンド株式会社は2020年に設立された企業で、「物流の真価を開き、あらゆる産業を支える」をミッションに掲げています。代表取締役の日下瑞貴氏は、物流業界の発展に向けた啓蒙活動に尽力しており、国土交通省等と連携しながら業界の実態調査や分析も行っています。
また、同社は運送管理システム「ロジックス」を通じて、運送業者が抱える様々な課題の解決に貢献しています。今後とも、運送業の効率化に向けた機能追加や改善に取り組み、クライアントの業務を全面的にサポートしていくことでしょう。
まとめ
「ロジックス」の労務管理機能は、運送業者の業務効率を大幅に改善するための強力なツールとなることが期待されます。労働環境の向上と経営の最適化を実現するために、アセンド株式会社の取り組みは今後も注目です。