北陸銀行の再エネ契約
2025-03-07 15:28:53

北陸銀行が地方銀行初のバーチャルPPA契約を締結し持続可能な未来を目指す

北陸銀行とSustechが手を結び再生可能エネルギー推進へ



2023年、株式会社北陸銀行と株式会社Sustechは、地方銀行として初となる再生可能エネルギーを活用したバーチャルPPA契約を締結しました。これは、ほくほくフィナンシャルグループ(FG)が掲げる2030年度までのGHG排出量を実質ゼロにする目標に向けた重要なステップと言えます。

目指すは持続可能な社会



ほくほくFGは、2022年度から始まった中期経営計画の中で、「環境分野への取り組み」を重点戦略の一つとして位置付けています。地域社会の持続可能性を高めるため、環境配慮型の店舗やオフサイトコーポレートPPAの活用を進めています。2024年7月30日を契機として、GHG排出量(Scope1,2)の実質ゼロを2030年度までに達成する目標を設定し、さらに2040年度にはサプライチェーン全体でのGHG削減にも取り組んでいく計画です。

バーチャルPPA契約は、Sustechが運営するFIP発電所で生成される再エネの環境価値を北陸銀行が取得する仕組みです。このモデルは、電力需要の変動に関わらず、一定の柔軟性をもって再エネ由来の電力を活用できる利点を持っています。

契約の詳細



この取り組みは2050年度に向けたサステナブルな社会の実現に向けた重要な一歩です。契約期間は2025年度から2044年度までの20年間で、年間電力供給量1,500MWhを予定しており、CO2の削減効果は約657トンと見込まれています。これにより、北陸銀行はGHG排出量の大幅な削減を図ることができます。

環境に配慮したビジネスモデル



バーチャルPPAという新しいビジネスモデルは、環境への影響を考慮した持続可能な企業活動を促進します。再生可能エネルギーの導入によって、企業は自身のカーボンフットプリントを効果的に削減することが可能となり、地域全体の環境への配慮を進めることが期待されています。

Sustainable Futureへ向けた展望



Sustechは、このプロジェクトの円滑な導入を支援し、北陸銀行の先進的な取り組みを全面的にサポートしていきます。両社の連携により、地域社会全体を巻き込みながら持続可能な未来を描くことが可能になるでしょう。また、このモデルが地方銀行における新たなスタンダードとなることが期待されています。

まとめ



北陸銀行がSustechと共に進めるこのバーチャルPPA契約は、地方銀行としての挑戦を象徴しています。持続可能な経済社会の実現に向け、環境配慮型のビジネスモデルを確立することが求められています。今後も、地域と共に成長し続けるための取り組みが注目されます。


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会社情報

会社名
株式会社Sustech
住所
東京都港区芝3-1-14芝公園阪神ビル5F
電話番号
03-6722-6301

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