GraidのAIストレージ
2025-06-11 17:38:25

Interop Japan 2025でGraid Technologyが最先端AIストレージシステムを披露

Interop Japan 2025での革新



幕張メッセで開催される「Interop Japan 2025」は、日本国内で屈指のIT技術展示会です。世界中から集まったネットワーク、インフラ、クラウド、そしてAI関連のイノベーターが集うこのイベントは、最新の技術動向を知る貴重な機会となります。今年、公式ブース7T28では、MiTAC Computing、Graid Technology、Infinitixの共同展示が行われ、高性能コンピューティングやエンタープライズ・ストレージに対応した革新的なソリューションが次々と紹介されます。

Graid TechnologyのSupremeRAID™



特に注目を集めているのは、シリコンバレーに拠点を置くGraid Technologyによる、特許を取得したGPUベースのRAIDソリューション「SupremeRAID™」です。この技術は、従来のRAIDと異なり、GPUの加速を利用してデータスループットを大幅に向上させています。従来のボトルネックを解消し、AIや機械学習、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)向けに特化した、この新しいストレージシステムは、業界のスタンダードを塗り替える可能性を秘めています。

GraidのSupremeRAID™は、2つの米国特許を保有しており、一つは革新的なGPUベースのデータ転送システム、もう一つは迅速なリカバリとデータの完全性を保証する分散ジャーナリングに関するものです。これにより、このシステムは比類なきパフォーマンスとデータ保護を提供します。Interop 2025では、MiTAC B8261プラットフォームに統合されたSupremeRAID™ SR-1010が展示され、24台のNVMe SSDをサポートし、書き込み速度は60GB/秒を超えるとのことです。

MiTAC ComputingとInfinitixの技術



Graidとともに出展するMiTAC Computingは、1990年代から蓄積された知見を活かし、研究開発から製造、グローバル展開までエンドツーエンドのサーバーソリューションを提供してきました。特にAIやHPC分野に強みを持ち、最新のAI・HPCサーバーと液冷システム、OCPフルラックレベル統合機能を披露する予定です。

さらに、Infinitixは、自社のAIインフラ管理ソリューション「AI-Stack」を展開し、GPUパーティショニングとクロスノード統合をサポートします。このAI-Stackは、シングルGPUでの効率的なマルチタスク処理や、マルチGPU環境でのスムーズなオーケストレーションを実現します。GPUの利用率を劇的に向上させ、AIライフサイクル全体を支援するその能力は、全ての主流GPUブランドに対応可能です。

未来のAIとHPCインフラストラクチャの展望



これらの技術革新は、AIおよびHPCインフラストラクチャの未来を切り開くものとなるでしょう。Interop Japan 2025で、Graid TechnologyとMiTAC Computing、Infinitixがどのようにして最新技術を持ち寄り、お互いに補完し合いながら新しい可能性を探るのか、ぜひ直接お確かめください。今後の展開が楽しみです。


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会社情報

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Graid Technology Inc.
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