日本の大学生がJENESYS派遣プログラムでマレーシアを訪問
国際交流の場として注目を集める「JENESYS派遣プログラム」では、2025年2月に日本の大学生8名がマレーシアを訪れ、豊かな文化交流を展開します。本プログラムは、外務省が推進する対日理解促進交流プログラムの一環であり、日本とマレーシアの友好を深める大きな機会となります。
マレーシア文化の理解を深める
この交流プログラムのテーマは「日本語・日本文化交流」。参加学生は、現地でマレーシアの歴史、文化、社会、教育について学び、同年代の大学生と積極的に言語の壁を越えた交流を行います。日本の学生たちは、日本の魅力を紹介するプレゼンテーションや実演を行い、現地の学生たちは自国の文化を発信するパフォーマンスを披露します。これにより、参加者同士の理解や友好関係を育む仕組みが整っています。
ホームビジットで深まる交流
プログラムの一環として、ホームビジットが用意されています。これは、マレーシアの伝統的な家屋を訪れ、その家庭での生活を体験する貴重な機会です。異なる文化や習慣を実際に体験することで、参加学生は新たな学びを得ることができます。地元の家庭との触れ合いを通じて、親しみやすさや異文化理解が一層深まります。
JICAや筑波大学マレーシア校の訪問
また、JICAのマレーシア事務所や筑波大学マレーシア校の訪問も予定されており、両国の協力関係についての理解が深まることが期待されます。日々の生活の中で、どのように日本とマレーシアが協力し合っているのかを学べる貴重な機会となります。
異文化交流から生まれるネットワーク
この派遣プログラムでは、出会った人々に日本の魅力を発信し、彼らの日本に対する興味を刺激することが重要です。未来を担う若者たちが国際的なネットワークを形成し、長期的な友好関係の構築に寄与することが期待されています。
具体的な日程と交流内容
具体的なスケジュールは以下の通りです。
- - 2月11日 (火): 成田国際空港発、クアラルンプール国際空港到着
- - 2月12日 (水): 在マレーシア日本国大使館への表敬訪問、JICAマレーシア事務所での講義、筑波大学マレーシア校の視察、ペトロナスツインタワーの見学
- - 2月13日 (木): Universiti Tenaga Nasionalでの学校交流、Majlis Sukan Negara Malaysiaの視察
- - 2月14日 (金): Universiti Pendidikan Sultan Idrisでの学校交流とホームビジット
- - 2月15日 (土): 国立博物館、国立モスク、独立広場、セントラルマーケット、王宮、プトラモスクの現地視察
- - 2月16日 (日): ロイヤルスランゴールビジターセンターでの視察、元年堂パブリカでの交流、報告会準備のワークショップ
- - 2月17日 (月): バトゥ洞窟の視察、報告会の開催
- - 2月18日 (火): 成田国際空港着
このプログラムは、対面形式で実施され、使用言語は日本語と英語です。実施団体は一般財団法人日本国際協力センター(JICE)です。参加者たちが体験する多様な交流活動を通じて、国際理解や友情の促進が期待されます。
まとめ
「JENESYS派遣プログラム」を通じて、日本の大学生たちはマレーシアの若者たちとの交流を深めることで、文化理解を促進し、国際的なつながりを築いていきます。未来を見据えた国際交流の一環として、彼らの活動は、日マ関係の発展に寄与していくことでしょう。
本プログラムへの関心やお問い合わせは、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の公式サイトをご覧ください。