北海道伊達市での特別な音楽イベント
2025年12月14日(日)、北海道伊達市に位置する「有珠聖公会 バチラー夫妻記念堂」で、特別なコンサートが開催されます。このイベントは、1909年に製造された国産最古級のリードオルガンの修復を記念するもので、地域の文化を豊かにする重要な機会です。このオルガンは、長年にわたり教会に大切に設置されており、歴史的価値と文化的意義を兼ね備えた貴重な楽器です。
コンサートの詳細
コンサートは14時から始まり、開場は13時30分です。参加費は無料で、予約も不要なので気軽に足を運ぶことができます。修復されたオルガンの柔らかくも力強い音色が、歴史ある石造りの教会に響き渡り、訪れる人々に感動を与えることでしょう。さらに、楽器の解説や、修復作業の裏話なども交えつつ、オルガンの魅力を十分に引き出したプログラムが用意されています。
クラウドファンディング活動
現在、このオルガンの修復に向けたクラウドファンディングがCAMPFIREにて実施されています。目標金額は100万円で、支援募集は2025年10月10日まで行われています。支援者にはオルガンの演奏音源やCD、教会のガイドなど、多様なリターンが用意されています。皆さまの温かい支援が、地域の文化遺産を守る大きな力となります。
詳細は
こちらのプロジェクトページをご覧ください。
有珠聖公会 バチラー夫妻記念堂とは
この記念堂は、1937年に英国人宣教師ジョン・バチラー氏とその妻ルイザ夫人の功績を讃えて建設されました。石造りの荘厳な外観と、美しい礼拝堂を備えた内部空間は、今も地域の人々に愛される祈りの場として重要な役割を果たしています。また、2階には資料館があり、毎週土曜日に無料公開されており、訪れる人々に地域の歴史や文化を伝えています。
今後の展望
修復されたリードオルガンは、地域文化の象徴として、今後の演奏会や教育プログラムでも活用される予定です。「バチラー八重子のオルガン修復プロジェクト」は、地域の文化遺産を後世に伝えるために尽力しています。皆さまのご支援が、この文化的なプロジェクトの成功に繋がります。
ぜひ、お子様連れや友人を誘って、記念コンサートに訪れてみてください。柔らかな日差しが差し込む礼拝堂で、心温まる音楽体験をお楽しみください。