ハチドリ電力、全拠点での導入が意味すること
福岡県福岡市に本社を置く「ハチドリ電力」は、この度、名古屋市に本社を構える株式会社ASNOVAの全ての直営機材センターに、自然エネルギー100%での電力供給を開始しました。この取り組みにより、建設業界の電力使用量の見直しとCO2排出削減が進むことを目指しています。
電力の使用と環境問題
建設業界では、一部の現場での燃料使用や資材に伴う環境負荷に注目が集まることが一般的ですが、実は資材センターや機材の保管拠点における電力使用も、大きなCO2排出源となっています。特に、照明や機器の稼働、管理システムの利用等で消費される電力は、Scope2排出として知られ、拠点の数が多いほどその環境への影響は増大します。
そこで、ハチドリ電力の自然エネルギー供給は、これらバックヤードにおける電力使用を見直す重要なステップです。全24拠点への導入により、建設業のサプライチェーン全体での脱炭素化が進むことが期待されています。
ASNOVAのビジネスモデル
足場のレンタルおよび販売を主業務としている株式会社ASNOVAは、「“カセツ”の力で、社会に明日の場を創りだす」というビジョンを掲げています。彼らは資材の共有・循環を促進するビジネスモデルを展開中であり、機材センターの環境負荷を軽減することも重要なテーマと位置付けています。
ハチドリ電力の導入は、同社の理念に合致します。電力の使用を自然エネルギーに切り替えることで、拠点の運営に伴うCO2排出を大幅に削減することが可能になるのです。また、電気代の一部が、地域社会の問題を解決する活動にも還元される仕組みも大変魅力的です。
持続可能な社会に向けた展望
今後ハチドリ電力は、建設業界を中心に多拠点事業者に対する電力切り替えの支援を継続するとしています。特に資材センターや物流拠点、事務所などのバックヤード領域における再生可能エネルギーの利用は、今後のエネルギー政策や環境保護における重要なアプローチとして位置付けられているのです。
『オフィスでの電力消費を見つめ直して、持続可能な事業運営を実現するため、ハチドリ電力は力を尽くします』と、同社は述べています。自然エネルギーの普及とともに、社会課題の解決に向けた取り組みを強化していく所存です。
ハチドリ電力とは
ハチドリ電力は、株式会社ボーダレス・ジャパンにより運営されており、2020年4月にサービスを開始しました。自然エネルギー100%の電力を供給し、二酸化炭素の排出量を削減するための取り組みを行っています。宅配業やオフィス、店舗など、さまざまな場所で利用され、約1万人の顧客を獲得しています。
まとめ
この新たな電力供給の取り組みは、建設業界における持続可能な未来を実現するための大きな一歩です。ハチドリ電力と株式会社ASNOVAの協力によって、電力供給の選択肢が広がり、業界全体の脱炭素化が進むことを期待しましょう。