ヤマダPay登場
2020-03-05 10:30:57
顔認証決済サービス「ヤマダPay」が新たに登場!トリプルアイズのAIZEを活用
「ヤマダPay」がもたらす顔認証決済の新時代
トリプルアイズは、2019年に開発した画像認識プラットフォーム「AIZE」を用いて新たな決済手段「ヤマダPay」を提供開始しました。このサービスは、店舗での顧客体験を向上させることを目的に、顔認証技術を取り入れ、スムーズで安全な決済を実現しています。
AIZEとは何か?
AIZE(アイズ)は、トリプルアイズが誇るディープラーニングを活用した画像認識プラットフォームです。従来の識別方法とは異なり、AIZEは500以上の顕著な顔の特徴を分析することで、99%の高い認証率を誇ります。カメラで捉えた顧客の顔画像は、クラウドへ送信され、AIが即座に解析を行います。この迅速かつ精緻なプロセスにより、顧客は面倒な手続きを経ずに、シームレスに決済が行えるのです。
ヤマダ電機との実証実験
「ヤマダPay」サービスは、2019年11月からヤマダ電機本社で実施された実証実験を経て、正式に導入されました。実証実験では、高精度の認証技術が確認され、実際に店舗での運用が可能であることが証明されました。この新しい決済方法は、特定のLABIカード会員とその登録者を対象に、いくつかのYAMADA web.comの店舗で利用が開始されています。この取り組みは、顧客にとって最大限の利便性を提供するものです。
AIZEの未来へのビジョン
AIZEの目指すところは、顔認証が日常的に用いられる安全で便利な社会の実現です。身分証明書やパスワードによる確認が不要になる未来は、テクノロジーの進化によって近づいています。また、AIZEは人の手が不足している領域での活用も期待されています。例えば、医療や介護、保守点検などの分野で、専門家の判断を補助する役割を果たすことができるのです。
社会的な影響
AIZEの導入は、特に外国人や高齢者といった、多様な社会背景を持つ人々に対しても利便性をもたらします。言語や情報リテラシーの壁を越えることができれば、全ての人が平等に最新の技術を享受できることになります。これが、デジタル社会において重要な一歩となるでしょう。
福原智の挑戦
トリプルアイズのCEO、福原智氏は、AI技術のリーダーとしてその名を知られています。彼の著書『テクノロジー・ファースト』では、現在の日本企業がテクノロジーを取り入れる上で直面している障害について論じ、未来に向けたビジョンを示しています。トリプルアイズの取り組みは、彼の企業理念とも合致し、新たな時代を実現するための重要な一歩となることでしょう。
この新たな「ヤマダPay」は、単なる決済手段に留まらず、AIを活用した新しい顧客体験を提供することに大きく貢献しています。今後の展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社トリプルアイズ
- 住所
- 東京都千代田区神田駿河台3-4龍名舘本店ビルディング12階
- 電話番号
-
03-3526-2201