Mマートが実用化した対話型AI「社長AI」
業務用食材のネット販売を手掛ける株式会社Mマートが、1月7日に新たに開発した対話型AI「社長AI(社内版)」を発表しました。このAIは、単なる質問応答を超えて、従業員に考える力を与えることを目指しています。従来のAIが効率化や自動化を重視する中、Mマートは「人を成長させるAI」を追求しました。
1. 開発の背景
Mマートは2000年に創業以来、商売は誠実さと道徳であるとの信念のもと、BtoBのインターネットマーケットプレイスを運営してきました。しかし最近では、業務の効率化が進む一方で「考えない」「決断しない」といった問題が浮き彫りになっています。
そのため、MマートはAIを「答えを出す存在」とするのではなく、従業員を成長させるためのツールとして位置付けることにしました。この新しい視点に基づいて開発された「社長AI」は、経営哲学や判断指針を反映させたAIです。
2. 社長AIの特長
「社長AI」は、以下の特長を持つ実践型AIです。
- - 社長の思考を再現: 創業社長の実体験に基づく判断や理念を反映し、現場での問いかけを通じて意思決定を支援します。
- - あいまいさを排除: 「検討します」や「難しい」といったおざなりな返答を許さず、具体的な行動に結び付ける質問を行います。
- - 条件思考: 利用者に制約を前提に思考させ、「その条件の中で何ができるか」を考えさせる仕組みを採用しています。
- - 行動を促す: 最終的には「次に何をするか」を明確にすることで、行動へつなげます。
3. 今後の展開
「社長AI」は現在、試験版として提供されており、全社員がこのAIを活用して自己啓発に努めています。今後の展開においては、社員向けの思考訓練や意思決定支援、出店社への伴走型コンサルティングAIの提供、営業・販促活動との連携が計画されています。また、Mマート独自のデータを活用した実践的なAIエージェントの開発も視野に入れています。
Mマートは「人の成長が会社の成長である」という信念を掲げ、AIを単なる道具ではなく、人を育てるための革新として進化させ続けることを目指しています。
会社情報
- - 会社名: 株式会社Mマート
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー26階
- - 設立: 2000年2月25日
- - 資本金: 318,619千円
- - 従業員数: 64名(2025年10月31日現在)
- - 証券コード: 4380(東証グロース)
本件に関するお問い合わせは、営業本部九谷田(くたにだ)まで。